2015/09/01

ウェブの記事をkindleで読む/Push to kindleはまってます♪(ご紹介と使い方)


ウェブの記事をkindleで読む

自分、「目に入ったときが最新情報」なのですでにご存じの方も多いかと思いますが(^^;)、便利で最近はまってるアプリをご紹介します。「あとでじっくり読みたいな」というウェブのページを、kindle用のファイルにしてkindleに転送してくれるアプリです。ブラウザで見る状態ではなく、ブログなら記事のみがファイルになります。

下はツイッターでフォローさせていただいてる"History Today"のサイトの記事を、Push-to-kindleを使ってPaperWhiteに入れた状態。1665年にテムズ河で謎の「自然発火」によって爆発した、軍艦ロンドンの記事です。沈没船に関する資料漁り始めたとこでちょうど流れてきたニュースでした。



ご覧のように画像もそのまま入れてくれます。(自分はPaperWhiteなのでモノクロになっちゃいますけど)kindle内で串刺しサーチもできるし、資料として残すにも便利そうです。

以前はkindleで読みたいウェブコンテンツを見つけると、自分で文章をコピー→テキストファイル→kindleに入れる、なんてことやっていたんです。ときどき文字化けはするし、画像をいれるとなるとwordにコピーしてそれをKDPでkindle本にして(笑)プレビューファイルを落として…という大仕事だったので、大幅に手間が減りました。文字化けもないし♪いやー、助かります!

入れ方・使い方

Google Chromeをお使いの場合は、拡張機能で追加(無料)。
Android版はAmazonのAndroidアプリストアで150円(Push to Kindle

…です。ほかのバージョンもあるのかもですが、今の自分は知りません。すみません。(^^;)自分はPCでChromeを使ってるので、以下はすべてその場合です。

導入すると、ウィンドウの右上にアイコン(黒い本を両手で開いている)が出ます。あとで読みたいウェブページでこのアイコンをクリックすると、Push-to-kindleの画面が立ち上がって、右側にプレビュー、左側に「send!」ボタンが出ます。

ここで左側の「send to」欄に「Send-to-kindle Eメールアドレス」を入れます。このアドレスは、

amazonのアカウントサービス
 ↓
「kindleリソース」
 ↓
「コンテンツと端末の管理」
 ↓
「設定」ページの「パーソナル・ドキュメント設定

で確認できます。

そして、その下の承認済みEメールアドレス一覧に、送信側アドレスの kindle@fivefilters.org を追加します。(でないと、ここから送信されたものを受け取ってくれない)

Wi-fiならこれでおしまい。「send!」を押せばそのままkindleに送信されます。(のはずです)

自分の愛機は3Gのみの最初のPaperWhiteなのでもうひと手間。Push-to-kindleで送信されたkindleファイルはamazon cloud drive の「send to kindleドキュメント」に保存されるので、ここからPCにダウンロードして、USB接続の手作業でkindleに移してます。(いろいろ古い環境です(^^;))

3Gの場合特に、ダウンロードしたらそのファイルをamazon cloud driveから削除することをおすすめします。(「削除済み」というところに移るだけですが)残ってると次に3G接続したときに自動ダウンロードが始まり、半端なファイルが入って「Wi-fiに接続してください」と表示されて残ってしまいます。タイトルを長押しして「キャンセル」を選ぶと消せますが、ちょっと面倒☆

なんでkindleだと読みやすいんだろう?

自分はとくに資料用でお世話になることが多いんですが、読むのに時間がかかる英語記事の長めなのをよく落としてます。kindleだと辞書(後述)も使いやすいし、集中して読めるので…。(ただ、「できない」ページもあります。なんか構造の問題でしょうね。その場合はプレビュー画面に英語で「できませーん」的なメッセージが出ます)

英和辞書は、以前東村ジャパンというサイトで売っていたkindle用英辞郎を入れてます。熟語なんかも一発で調べられてすごくいいのでオススメしたかったんですが、ググったら東村では販売終了していて……その後kindleストアにあったようなんですが、今見あたりません。まあまたそのうち出てくるのかな?別の良いものもあるのかもしれません。


…マウスオーバーの辞書ならChromeの拡張機能でweblioを入れてるので、オンラインでも使えるのですが…やはり気が散りにくいというのが一番ありがたいかも。あと、タブレットやスマホを使ってないので、ウェブの記事を持ち歩くにはこうするしかない、という事情もあります。…でも、ネット環境のある自室にいてもこっちで読んでたりするので、「気が散りにくい」メリットのほうを大きく感じてるみたいです。

ウェブって、とくにブログなんかは別の項目とか、所によっては広告とか、いろいろ視界に入りますよね。それがなくて記事だけなのがすごくいい。選んだ記事だけを落とすので、なし崩しにネットサーフィンで時間を食う心配もないですし。(あ、これは3G版だからですが☆)
もちろん通常のkindleのハイライトとかメモとかもできるし…(これはあとで読み返すというより、読みながら理解するのに役に立ってます)ファイルにしてしまうとその後の管理もしやすいです。

最近は普通のkindle本より、この機能で資料ページを落とすほうが多いくらいはまってます。おかげで、前はブクマしたまま放置しがちだったものが消化できるようになりました。これを昔のグレーのkindleに入れると英文は読み上げてくれるはずなので、今度試してみようと思います♪