ムーパラカット
ムーパラ申し込みが明日締め切り。新刊でThe Game解禁ネタはやりたいので、昨夜カットを描こうと『The Game』流しながらいたずら描きしたのがこちら。アランをコンビーフサンド責めで愛でるジョーとフェンチャーチ…という自分が楽しいだけのシチュエーションです。(^^;)(アランはコンビーフ嫌いというネタが本編に出てくるのであります)…で、一人で盛り上がったものの、じつは明日コリン・ファースの『キングスマン』を見に行くんであります。なので、一気にそっちに持ってかれる可能性も…このタイミングで予告カット描くの難しい!なので、たぶんいろいろ但し書きつきになると思います。絵自体も変わるかも。(^^;)
「いけにえの子羊」
ジョナサン・アリスさん絡みでもう一つ。昨日仕事のほうのリサーチをしてるときに偶然出くわしたページで、以前アリスさん投稿のワイン記事を訳したときにど~してもしっくりこなくて気になってた謎が解明できました!疑問だったのは冒頭の子供の頃の思い出の箇所で、
The Anglepoise lamp from the piano would be sacrificially contorted to uplight...
という部分。anglepoise lampはアームが曲がるタイプの卓上ランプのことで、"sacrificially"が「犠牲になって」「献身的に」という意味の、なんとなく大げさに響く言葉なので、無理矢理曲げて使ってるのを擬人化して面白おかしく書いているのかな…?ということは感じ取れたんですが、イマイチぴったりの言葉が見つからず、直訳でたどたどしく訳してました。
そして昨日、"sacrificial lamb"(いけにえの子羊)という表現に出くわしまして、やっとランプ(lamp)と子羊/ラム(lamb)を引っかけた言葉遊びだったのか…!とわかってスッキリしました!なにかのために犠牲になるもの一般を指す比喩だそうです。たぶん英語圏の人はsacrificialだけでlambが連想できるんだろうな…と思ったんですが、ググってたら「sacrificial lambって何?」という英語の質問も出てました。(Wikipedia英語版の説明はこちら→ "Sacrificial Lamb")
するとその段落全体の、お父様がワインをデカンターに移すのを宗教的な「儀式」に見立ててわざと大げさに書いてる微笑ましさがよりいっそう伝わってきました。で、前半もちょっといじりました。いや、お勉強になりました!ていうかアハ体験の瞬間がキモチ良かったです!(笑)
というわけで、過去記事ですがちょいと推敲しました。まだいろいろ疑問点残ってるんですけど、また解決したら書き直していきます。(こーいうことができるのはウェブならでは(笑))よかったらご覧くださいマセ。
思い出が満ちたワインセラー by ジョナサン・アリス/「アンダーソンの中の人」のワインサイト寄稿記事・和訳とリンク