2024/01/24

ラジカセ断捨離:さらば私の「ドデカホーン」(違)

年末振り返りシリーズです。昨年末は少し部屋の断捨離も進めました。もう数年越しです。(終わることなんてないのかも)で、長いこと悩んでいた昭和なドでかいラジカセをようやく手放しました。


ごちゃごちゃしてお恥ずかしいですが(^^;)、
こんな感じで置いていました。

自分のなかでは「ドデカホーン」と呼んでたのですが(買った当時そういう通称のラジカセがあった)、正確には別のもので、パナソニックのRX-DT7というCDラジカセです。たしかコンセプトは似ていたと思うので、当時ドデカホーンの人気に乗っかって作られたものかもしれません。本家はググったらソニーでした。でもうちの機種で検索したら、昔これを持っていた方が中古で見つけて再び使っている、という記事を見かけて……やはり悪くない品物だったんだなぁと。写真では本体の上にCDケースを立てていますが、こういう使い方(再生中のCDのジャケットを飾れる)は検索をして初めて知りました。地味に素敵。ああ、早く知りたかった……。そんなこんなでまた愛しさが増して(笑)、なかなか手放せなくなっていました。


自分はオーディオには詳しくないのですが、X-BASSとかいう低音を強調するボタンがあったり、スピーカーも大きいだけあって(?)聞き心地もよかったのです。でも長く使ううちにまずカセットテープ部分が壊れ(その頃にはもうカセットテープは一般的に使われなくなっていました)、つづいてラジオが入らなくなり……CDを聴くためには役立っていたのですが、気に入っている新しい輸入盤2枚が再生できなくなったので、仕方なく昨年秋に新しいものを買いました。


昨年秋に買い替えた「猫に小判」なCDラジオくん。

選んだのは東芝のTY-ANX2(W)という機種。小さくて四角いフォルムが欲しかった(というか丸っこいのがイヤ(笑))のと、このサイズのわりにはそこそこ音の評判が良くて、リモコン付きなのが決め手でした。けっこう多機能で……自分には普通のラジオとCDだけでよかったので迷ったのですが、リモコン付きで絞り込むと結局これに。というわけで、やる気が出たら語学学習にも活かしたい「猫に小判」です。(笑)

じつは昔、同じくらいコンパクトサイズの廉価なラジオ付きCDプレーヤー(リモコンはなし)を買って使っていたのですが、「ドデカホーン」より数年早くお陀仏になってしまいました。でもずいぶん長く役立ってくれました…その間「ドデカホーン」は押し入れにしまっていて(やはり大きすぎて(^^;))、コンパクト君が壊れたあとに復活してもらった、という経緯があります。

今回のものは、前の「コンパクト」と比べると格段に音が良く、自室は条件が良くないのにラジオがわりとクリアに入って感動ものです。(PCを立ち上げるとノイズが入るのですが、日によって違う(笑))それと、リモコンが思った以上に便利。リモコンを枕元に置いて、起き抜けにラジオを聴くのに使っています。(NHK FMの『古楽の楽しみ』。最近のお気に入りです(^^))スマホで聴けばもっとクリアですが、電池やデータ通信量の消費が露骨にわかるのがアレだし、今はなんとなく「リアルタイムに電波(アナログラジオ)で」というレトロ感(?)を楽しんでいます。

以前の朝は『ラジオ英会話』をずっと聴いていたのですが、最近はお休みしています。だいたい5時頃起きだして8時頃まで「アサメシマエのひと仕事」をするのですが、『ラジオ英会話』を聴くとちょうど「ゾーンに入った」頃に中断されてしまうのでもったいなくて…。(ストリーミングだとなぜか続かないんですよ……うーん厄介な人だな自分(笑))


…新しい「コンパクト」を買ってからも、「ドデカホーン」は前述の2枚以外のCDは聴けるし、なんとなく音が柔らかい気もしてあえてこちらで聴いたりしていました。でも断捨離の過程でスペースがもったいなく感じられるようになり、年末にようやく決心して粗大ごみとして引き取ってもらいました。


粗大ごみに出した12/26。機種名を記念撮影。

今の「昭和ブーム」を思うと、ただ粗大ごみに出してしまったのはもったいなかった気もします。ジャンクとしてでもリサイクル店に持ち込めば第二の人生(?)があったかなあと。(大きくて重いので店頭持ち込みは諦めました…(^^;))でも、市の粗大ごみはリサイクル家具の放出なんかもやっているので、「万一にも運が良ければ」と電源コードもセットでキレイにして出しておきました。


…今でもなんとなく「ラジカセ」と言ってしまうのですが、今のは「カセット」はついてないんですよね。学生時代はがっつりカセットテープだったので思い出が多いのですが……時代が移り変わっていきますね。


[翌日追記]なんとなく「もしかして昭和じゃなくて平成だったかな…?」と不安になり、確認のためググってみました。発売時期は1989年だそうなので、ちょうど平成元年と重なった年。ギリ昭和で大丈夫ですね。

で、検索結果を眺めていたらリモコンに言及があって…そうだ、これリモコンがあって、それが便利なのもあって手放せなかったんだっけ! と思い出し、リモコンだけ机の端のリモコン入れに残っているのを発見しました。ああ、せっかく「第二の人生」への希望をつなげようと電源コードつきで出したのに。記念に写真撮っておきます。…でもおかげで機能がわかりますね。良いお品でした…。


保護用のシートをつけたまま使っていて、
手放す数か月前にはがそうとしたらはがれず、
かえって汚くなってしまったのでした…(笑)


2024/01/22

(振り返り)2023年クリスマス雑感

年末に書いていた記事です。コミケと元旦の大地震などから自分のなかで関心が逸れてしまい、アップするタイミングを逃していたのですが、やはり記録として残したいので…☆


クリスマス

今年[これを書いていた2023年]は、ちょっと円錐っぽく剪定したヒバの木に余りもののオーナメントをつけてツリーにしてみました。(剪定時の記事はこちらの後半です)無宗教ながら屋外のクリスマスツリーって憧れで。(^^) 郵便屋さんと新聞屋さんくらいしか通らないところですが、少しだけ気分を味わいました。

「屋外のクリスマスツリー」。
オーナメントが余りものしかないので
少々しょぼいですが(笑)

クリスマスの「おごそかさ」と「暖かさ」、「きらびやかさ」のイメージは大好きなのですが、今回のクリスマスは本家本元の聖地があんな状態で、宗教色なくクリスマスを「消費」している私たちのほうがこんなことをできてしまうことに、皮肉と心の痛みを感じました。でも老母とのクリスマスもあと何回過ごせるかなあ、という気持ちもあり、(宗教的背景がないので)「祝う」って感じではないですが、ケーキもチキンも用意して楽しみました。

(お料理はこちらにアップしています)
「きょうのごはん、ときどきおやつ」:クリスマスケーキとひとくちローストチキン

ベツレヘムではクリスマス行事を見送ったとか。正直それ以上のこと(クリスマス停戦)をぼんやりと期待していましたが、そう簡単なものではないのですね。

この季節にはシャーロック・ホームズの『青い紅玉』を思い出します。「クリスマス・ストーリー」として秀逸なお話です。ラストに「(クリスマスは)forgiveness(許し/寛容)の季節」とホームズが言うのですが、今年はこの言葉が重く感じられました。


追記:これを書いていた頃はガザのニュースのほうが頭を占拠していたんですね。元旦でがらりと変わってしまいました。ほんのひと月ほど前なのに、まるで一年くらい経ったような感じがします。(こういう感覚を覚えたことも残しておきたいです)