2018年6月15日金曜日

Brain Barとインタビュー《出張版テッド・チャン情報メモ》

*母艦サイトにチャンさんの情報コーナーを置いていますが、モバイル対応でないため、出張版としてここにも同じ内容を置いてみることにしました。
バックナンバー(?)はこちらです。テッド・チャン情報メモ(PC用サイト)

もともとは自分のためのリンクや感想の保管庫でしたが、映画からファンの方も増えたと思うので、ご興味のある方のお役に立てば幸いです。(ぶっちゃけ専用のブログを作るほどマメに情報は出ないので、上記コーナーに追加しつつ、モバイル表示のためにこちらを間借りする感じです)

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5/31から6/2、ハンガリーのブダペストで行われたイベントBrain Bar 2018に、テッド・チャンさんがスピーカーとして参加なさいました。リンクを記録したいところはたくさんあるので、最後にまとめます。

Brain Bar

初めて聞いたので、調べてみました。
Brain Barは年一回ブダペストで開催されているイベントだそうで、未来について優れた考察をしているいろんな分野の著名人の講演と、音楽やダンスパフォーマンスなんかもあるイベントとのこと。Wikiの説明によると、テクノロジー会議と音楽イベントが融合したようなものらしいです。特徴的なのは一般参加者がスピーカーとディスカッションできる場にしているということ。双方向コミュニケーションのあるTED+オサレな文化祭、みたいなものかしら? と想像してます。

開催後に出たアフター・ビデオ。チャンさんもちらりと映ってます。なんかすごく楽しそう♪

じつは事前に「チケット情報」を目にしてはいたのですが、ぶっちゃけ自分には知ってもしょーがない情報なので(笑)、開催後にレポートとか出たら記録したいな❤、と身の丈の野望で待機しておりました。

チャンさんのトークのテーマは
"HERE COMES THE BOOGEYMAN What does Silicon Valley get wrong about AI?"
(『ブギーマンがやってきた:シリコンバレーはAIについて何を誤解しているか?』)

前回の記事でご紹介したBuzzFeedの投稿記事と通じたテーマみたいですね。

チャンさん以外のスピーカーはほとんどわからない人ばかりなんですが、びっくりしたのは「史上初めて市民権を与えられたロボット」として話題になったソフィアさんもスピーカーとして招聘されていたこと。なるほど最先端だわ…。彼女は最近不穏な発言で話題にもなってましたね……。記事は詳しく読んでないんですが、どういう文脈だったのかしら。(^^;)

ソフィアさんの動画は参加者さんがアップしたものがありました。珍しいのでついでに貼っておきます。

ツイッターでみつけた参加者さんのツイート。チャンさんは公式サイト等でも「ニュー・ミレニアムSFのロックスター」と紹介されてます。単に人気があるとか評価が高いとかいうことに加えて、あえてロックとは似ても似つかない領域で「クール」だというニュアンスを出すのによく使われてますね。「ロックスター」って。



他でチャンさんご夫妻を"Down to earth"(地に足がついている)と形容したツイートを見かけて、これも膝を打ちました。作家としてというより「ロックスター」としてのチャンさんに感じる魅力はまさにそこ。それを「クール」と感じる私たちは、たぶん「地に足のついた」知性に触れることにすごく飢えてるんでしょうね。(笑)

ふと感じたんですが、チャンさんからはアジア系という感じもアメリカ人という感じもあまり受けないです。レッテルが貼りにくいというか、「テッド・チャン」としか言いようがないというか。

…残念ながらトーク自体の記事や動画は見つけていないんですが、Youtubeに公式チャンネルがあって昨年のスピーカーのインタビューとか出ているので、少し待てば何か出るかもしれません。あと、ウェブ/紙の雑誌を出してるWIREDがスポンサーに入っていて、WIRED UKはサイトで事前の記事も載せてるので、こちらで何か出ないかと期待してます。日本語版WIREDにも出てくれるといいんですが、露骨にヨーロッパのイベントなので、日本人スピーカーでも登壇しなければ扱わないかもしれませんね。(じつは時々、面白そうな記事があると読んでた雑誌です。最近はちょっと起業家寄りの匂いが強まった印象があって、手を出す頻度が減りましたが……(^^;))

インタビュー

このイベントに関連したインタビューを見つけました。

チェックを入れた部分を以下に記録します。ただし元がハンガリー語なので、ブラウザのページ翻訳で英語にしてから読んだものです。ハンガリー語→日本語の翻訳はできませんでした。日本語化機械翻訳はできてもだいたい支離滅裂になるのですが、ヨーロッパ語→英語は言語構造の共通性のせいかそれほどひどくはないので……(この重訳ワザ(?)、じつは仕事で知りました。もちろん慣用句が直訳されたりへんちくりんなところは出ますが、そこだけ単語レベルで調べればおおかたは理解できます(^^))

というわけで、以下はその重訳(?)によるインタビューと紹介文からわかったこと、個人的に興味が湧いたところのメモです。(以前のインタビューの回答などと重複する内容もあります)重訳解釈な上に直訳にせずはしょったところもあるので、そのへんはご了承くださいませ。

タイトル(の機械による英訳)は
"Ted Chiang: The artificial intelligence does not want to steal jobs"
(テッド・チャン:AIは仕事を奪うことなど望まない)

・AIは仕事を(人間から)盗もうなんて考えない。問題は資本主義のほう。(このあたりは前回の投稿記事で同内容のことをおっしゃっているので、これだけにしときます)


以下はご自身について。

・来年短編を出版予定

・コンスタントにソーシャルメディアに露出することは、僕には向いていないと思う。むしろコンスタントなストレス源になるだろう。最近では、読者は作家の仕事の進行具合を知るにとどまらず、作家を人間としてより多く知ることを望む。そしてソーシャルメディアが作家の職業と私生活の境界を曖昧にしている。ソーシャルメディアで積極的に活動する作家たちは、そうすることでエネルギーを得ている。でも僕の場合は、そこから得られるメリットよりも、自分の性格がそれに向いていないことからくるデメリットのほうが大きいだろう。

・以前は(テクニカルライターとして)フルタイムで働いていたが、真剣に(フィクションを)書くならこれは変えなければいけないと悟り、フリーランサーになった。数カ月の契約が切れると自由になり、サイエンス・フィクションに集中している。

・(質問:「読者や出版社からnovel(長編小説)を望まれているというプレッシャーは感じないか?」)
ジャンルとしての長編小説は好きだし、読んでいるとくつろげる。でも僕はたいてい一つのアイデアを膨らませることに興味を持つ。一つのアイデアで書くには短編小説が理想的だ。長編小説はたった一つのアイデアで書くことはできない。いくつものアイデアと複雑に設定されたキャラクター群が必要だ。けれど僕の物語は、僕がやっているタイプの書き方のほうが向いている。 僕の本を出している出版社やエージェントはこの業界では稀なタイプで、これ(短編ばかりを書くこと)を受け入れてくれている。だから長編を書くことへの圧力は感じていない。

・(質問:「映画『メッセージ』の成功はあなたのキャリアにどう影響したか?」)
このBrain Barのようなイベントに呼んでもらったり、以前より多くの機会を得ている。今はテレビシリーズのBeauty Smoothing: Documentaryも進行中。ただしごく初期の段階。

・僕の書くものは、題材がなんであれ多分に哲学的な思考実験だ。

・白黒はっきりしたストーリーにはあまり興味がわかない。

・(質問:「あなたの作品は科学的・哲学的テーマと共に人間の運命にも焦点を合わせている。最初にアイデアとして浮かぶのはヒューマン・ドラマと科学的・哲学的問題のどちらなのか?」)
アイデアはいつも哲学的な側面に焦点を合わせている。
・多くの哲学的な問題は普通の人にとって身近ではない。でもそれを人間のドラマにすることで、取り組むに値するトピックとして表現することができると思う

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リンク
Brain Bar関連
念のため
WIRED(UK) http://www.wired.co.uk/
WIRED日本版 https://wired.jp/

2018年5月9日水曜日

コミティア終了+ウェブ即売会参加のお知らせ

【2018/5/11・文中に追記あり】(この文字色です)

コミティア終了

5/5はコミティアに参加させていただきました。スペースにお立ち寄りたくださった皆さま、ありがとうございました! 寝不足で体調がイマイチだったため、ほぼ座りっぱなしのまったりとした参加となりましたが、ご感想を伺えたり、お買い物も少しだけできたりで嬉しい一日になりました。別ブログで細かいご報告をしております。


ウェブ即売会

さて、そのイベントとGWが終わった直後、5/7にpixivからメールが来まして、それが5/11に行われるこのウェブ上の即売会の案内でした。pixiv主催のイベントで、最初「ウェブで即売会???」とピンとこなかったのですが、説明を読んでみたら参加したくなったので、登録してみました。一番気になったのは二次はどうなのだろう、ということだったのですが、OKとなっていました。とはいえ、出品できるのは3冊までなので、今回イアンの一冊目とSHERLOCK英日名台詞本を出すことにしました。

2018/5/11(金) 21:00 ~ 5/13(日) 23:59

イアンは一冊目のみの出品ですが、リアルのイベントと同様、続編のお試し短編2冊のコピー誌付きです。(↓画像はリアルイベント用おしながきなので「スペース」に置いていると書いてますが、今回は通販なので無料で封入させていただきます♪)


名台詞レビューは懐かしのシーズン1です。

出品は3冊までで、BOOTHの出品単位を一冊と数えるなら2冊しか出さないことになるので、もう一つ出品するか迷っています。あと、ジャンルが……「1サークルで複数ジャンルの本を売るのはOKだけど登録ジャンルは一つで」、ということなので、創作BLにするか二次にするか迷っています。とりあえずBLにしていますが、もしかしたら変えるかもしれません。

【2018/5/11追記】SHERLOCK小説本も出品することにしました。




これで出品する本のほとんどがSHERLOCK本になるので、参加ジャンルも「二次創作(アニメ・マンガ・その他)」に変更しました。思えばオリジナルのイアンもイメージソースがアリスさんですから、ゆるくつながっておりますし…。(「ジョナサン・アリス」で検索する方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが、いちおうタグも加えてみました(^^))


…ついでに、BOOTHに出品したものの配送方法をすべて「あんしんBOOTHパック」というのに変更しました。購入者さんも発送側も個人情報を出さずに配送できるオプションです。普通のメール便より少し割高ですが、リアルイベントでも匿名といえば匿名ですし、このほうが気楽でいいかもしれません。発送はうちからですが、購入者様の個人情報はこちらには来ませんので、そのへんご心配でいらした方も、ぜひお気軽にご利用いただければと思います。


上記の本を含め、グッズなども置いています。ぜひご覧くださいませ。
BOOTH: SUSSANRAPストア


こういうイベントは参加するのが初めてなのですが、pixivでも(本のイベントは)初めてとのこと。これまで音楽でこういうイベントをやっていたんだそうです。本は紙の物販のほか、電子書籍のダウンロード販売もOKとのことなのですが、BOOTHはコピー対策がされていないので、今のところ無料本しか置いていません。でもこういうのが定着してくるとまた同人誌も変わってくるかなーと思います。

それから、オンデマンド本の一冊無料お試しというキャンペーンのお知らせもあったので、クオリティを見るために頼んでみました。到着した本が納得できるものだったら、今後オンデマンド販売もやってみようかな、と思っています。KDPのヘルプページでも「プリント本」というのがベータ版扱いで記載されているので、オンデマンド本が個人出版でもできるようになるのかしら、と期待しているところです。

それはともかく、ウェブイベントではいつものイベントに足を運べない方ともご縁ができるといいなあ…と思います。 どうぞよろしくお願いします♪

2018年4月30日月曜日

5/5コミティアのお知らせ+ただいま改稿中

コミティアの予定

イベント参加のお知らせです。あれよあれよと言う間に1週間を切ってしまいました!

2018/5/5 コミティア
配置ナンバー:い35b
サークル名:SUSSANRAP(サッサンラップ)


とりあえず現在のラインナップでお知らせさせていただきます。


カットに書いた「量子真空ファンタジー」は現在鋭意改稿中で、
イベントには間に合わなそうになってしまいました。
申し開きはのちほど……大変申し訳ありません。(涙)


新刊(改訂再編集版)『流星』
(先日電子版で出たもののコピー誌版です)


歴史ライターイアン・ワージングシリーズ
(お試し短編の無料配布も継続します❤)


洋画レビュー集。特集『メッセージ』です。



トートバッグ(BOOTHでも販売中です)

あと、無料ぺーパーも用意できればと思っています。今回は配置も身の丈な島中(笑)なので、かなりのんびりとお店番をしていると思います。むしろ寂しいくらいかも。ぜひぜひお立ち寄りくださいませ。お待ちしております♪

ただいま改稿中

…で、絶対間に合うと思っていた旧作改稿の『交霊航路(仮)』なんですが、改稿作業が深みにはまってしまい、今週軽く奇跡が起きないと(ときどき起きることもあるんですけど!)終わりそうもないので、上記はとりあえず確実なラインナップでアップさせていただきました。『交霊航路』は昔紙で出したものを投稿用に改稿し、その後またサイト公開用に改稿して…と「できあがって」いたので、電子化のファイル作業だけ、と思っていたんです。が……とても気に入ってる素材なので「あ、こうするともっといいかも❤」と軽い気持ちで手を入れたらイモヅル式に広がってしまい、「ええい、どうせなら」と新たなプロットも入れてしまったため、時間をかけることになってしまいました。でもその分別物になりそうなので、以前紙やサイトで読んでくださった方が、もしお気が向いて読んでくださった場合でも楽しんでいただけるものになれば……と同時に、自分が楽しめるものにしたいです。(ううう、前のほうがましだった、なんてことになったらどうしよう(^^;))

秋にはイアンの新作を出したいというのがあって、時間がかかるなら後回しにしようかとも迷うんですが……じつはモチーフの賞味期限切れの心配が出てきまして。これ、設定としては「この現実と少しだけ違う世界の近未来」で、「デジタルデータの消失事故が起こった反動で紙媒体の価値が異様に復権した世界」のお話なんです。で、つい今朝、新聞にもろにかぶる記事がありまして。

(科学の扉)「想定外」を考える 消えるデータ、失われる過去 短命のデジタル媒体、社会・文化引き継げず

…ちょっとドキドキしながら読んでいたら、小説のなかで書いた言い回しとほぼ同じ文章があって目を疑いました。早く出さないと「どっかで聞いた言い回しのぱくり」みたいになってしまう……!(これが一番くやしいです!)最近現実がSFに追いつく速度が半端でないですよねぇ……でも紙版同人誌を出したのは2006年なので、12年前と思うとアイデア自体の現実化は仕方ないかな、とも思います。思えば作品中で書いた「2030年」なんてもう現実的なアジェンダの範疇でしょうし、じつは2018年にも触れてるので、もう開き直るしかないんですけど。(^^;)でも楽しんで書いた大風呂敷の部分がなんとか収まってくれるように、さじ加減を含めて修正しているところであります。

まあ「世界設定そのものが売り」というタイプのお話ではないので、自分が納得のいく形にできれば……という程度なのですが、客観的事情のほかに、じつは自分の感覚の変化も大きいです。これを書いたときに影響を受けたものがいくつかあるんですが、先日そのうちの一つを見直したら――以前ほど面白く感じなかったんです。自分でもショックでした。まあ12年と思うと自然なことなのかもしれませんが、その変化のせいか、数年前に改稿したときは感じなかった部分にひっかかりを感じたり。その「変化した感覚」を持った「今の自分」が楽しめるものにしようと手を入れているんだな……と自覚しました。これでは外科手術になるわけです……でもそれしかやりようがないですよね。「今の目で見て」よくなると思うことをするか、まったく以前のまま出すかしか。前者で行こうと決めたなら、もう行くとこまで行くしかないです。

でも今回の改稿プロセスではいろんな発見があります。いい子ぶるわけじゃないですが、苦しんだ部分は全部勉強になっています。イアンのほうに戻ったときに(ほんとはさらっと終わらせてあちらの続きにかかるはずでした!)生かせればいいな、と思います。それとワタクシゴトなこだわりで、「デジタルデータが消えてしまった、という話をあえて電子本で」という皮肉も気に入っているので、立ち消えにはさせたくないなーと思います……。

2018年4月8日日曜日

4月~GW無料配信予定+読み放題終了スケジュール

既刊のkindle独占配信を終了させるのに伴い、無料オプションが使えなくなるので、そのうち3冊をラスト3日間無料配信することにしました。無料アプリでご覧いただけますので、よかったら未読の方、ぜひお試しくださいませ。終了日の都合で順不同ですが、いずれもイアンシリーズです。読み切りなので、どの本からでもお読みいただけます。




無料配信予定

4/10午後4時~4/13午後4時頃

4/27午後4時~4/30午後4時頃

5/2午後4時~5/5午後4時頃


無料配信をしない本も含めて、読み放題(kindle Unlimited)とkindleオーナーライブラリー対応を順次終了しております。今後の予定は以下の通りで、『王殺し』で最後になります。読み放題等でご登録いただいた本は、kindle独占配信終了後もお読みいただけますので、上記サービスをご利用の場合は終了前にぜひどうぞ。(英語版漫画はkindle独占配信を継続しますので、引きつづき読み放題サービスやオーナーライブラリーの対象になります)

通常販売はこれまで通りです。『流星』より先に電子化する予定だったSF風長編も、現在改稿と電子化作業をガンバッテおります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。(^^)

kindle Unlimited、オーナーズライブラリー
対応終了スケジュール

終了日(いずれも2018年)
※日本時間では翌日午後4時頃になります。
書名
4/12
ラスト3日間無料配信予定
History: 低体温男子イアン・ワージングのハロウィーン
[イアン・ワージングシリーズ 2]
4/27脳人形の館
4/28宇宙探偵ホォムズ2: バミューダ宙域の怪
4/29
ラスト3日間無料配信予定
ギャザリング・ストーム: さむがり男子イアン・ワージングのゴースト修行
[イアン・ワージングシリーズ 3]
4/30【統合版】追憶のシャーロック・ホームズ-ワトスン博士最後の告白
5/4
(上巻のみ)ラスト3日間無料配信予定
【分冊版・上巻】ネガティヴ・ケイパビリティ:
絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行

【分冊版・中巻】ネガティヴ・ケイパビリティ:
絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行

【分冊版・下巻】ネガティヴ・ケイパビリティ:
絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行
5/11宇宙探偵ホォムズ1: 宇宙イカとワトスン
5/23王殺し

2018年3月30日金曜日

大岡川の桜(弘明寺~黄金町界隈)+お知らせ少し

かれこれ1週間近くになりますが、3/25に市内の桜の名所を見てきました。新調したポメラをつれていったので、その時書いた文と写真です。お花見気分をすこしお伝えできたらと思います。

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大岡川。商店街が通ってる橋からの眺めです。

2018/03/25 15:23
今日は朝突然思いついて、家族と弘明寺(ぐみょうじ)に桜を見に行ってきました。ここは弘明寺商店街という、昭和な香りのちょっと有名な商店街があるんですが、自分はたぶん来たのは初めて。すごい人出でしたが、お店を見るだけでも飽きません!

中華料理屋さんが店頭で売ってたお弁当を買って、商店街の途中を横切ってる大岡川(この川沿いが横浜では有名な桜の名所です)に沿って少し離れるともう住宅地。川辺に降りる遊歩道があったので、そこに降りて桜の下に新聞敷いてお昼しました。鴨や白鷺がいて、枝から離れた花が川面を流れていくのを見ながらというのも、まあ風流ではありました。下は石畳なのでおしりは痛かったけど。(笑)

白鷺さん。わりと近くから撮りましたが逃げませんでした。

お弁当を食べた遊歩道。上は住宅地ですが、桜の下でいい感じでした。


家族と分かれて、「やっぱり私は初めてだから」と弘明寺にお参り。(→弘明寺公式サイト)わりとこぢんまりしてますが、古くて風情のあるお寺でした。あとからパンフを読んだところ、横浜市内で最古のお寺なんだそうです。仏像が趣ありました。像だけを並べたコーナー(?)もあったんですが、年配の方が一つ一つ拝んでいて、写真を撮るのはちょっと申し訳ない雰囲気だったので自粛しました。なぜか本堂内ではにんにくみそも売ってました。(笑)


弘明寺の山門と、境内にある小さい社から本堂方向を見下ろしたところ。
桜と赤い幟がきれいでした。門におられた仁王像は撮りませんでしたが、
古いもので貫録と迫力がありました。


帰りは京急の黄金町(こがねちょう)駅で下車し、ここらに来ると必ず寄る古書店を数軒見てきました。(別ブログでこのへんもご紹介しています。→横浜古書店散歩とポケミスの「ホモセクシュアル探偵」ブランドステッター・シリーズ)特に買いたいものは見つからず。少し前まで近所のブックオフで掘り出し物が続いていたので、今は本そのものよりも、本を読む時間がほしいところです。

黄金町駅前の橋から。ちょうど大岡川を下る遊覧船が来ていて、桜の下で写真を撮っていました。


そのあとにはなぜかカヌーがたくさん。川下りイベントだったんでしょうか。眺めがいいでしょうね♪

そして今は関内まで歩いてきたところ。ここにくると必ず寄るベローチェで一休みです。三階の禁煙フロアが好きなんですが、今日は日曜日だし、すごく混んでいてカウンターしか空いてません。窓から関内駅方面を眺めつつ、アイスコーヒーと一個バラ売りのピーナツバターサンドをいただいたところ。しめて320円ナリ。サンドイッチって普通2個ずつだけど、ひとつだけで売ってくれるのっておやつにちょうどいいですね。量としてはサンド用食パン一枚だからあまり罪悪感がありません。(笑)これとジャムサンドがありました。これはいいな。シンプルだけどおいしいです。

古書店で掘り出し物があったらそれを読もうと思っていたんですが、なかったので持参した本を少し読んで帰ります。


これは帰りに撮ったうちの近所の桜。

お土産のさくらおこし。市営地下鉄の出口がすぐ弘明寺商店街の入り口なんですが、通りを隔てて駅の反対側、二軒目あたりの和菓子屋さんで購入。製造元は大阪というオチつきでしたが(笑)桜葉入りでおいしいです♪

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当日ポメで書いた文章はここまで。ああっ、カメラ持ってたんだからサンドイッチ撮ればよかった…と今になって後悔中。歩き疲れた効果か、ピーナツバターがすごくおいしかったです…!(笑)

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お知らせ少し

電子書籍サイトの無料ダウンロードコーナーをリニューアルし、新刊お試し版のkindle版(mobiファイル)もそこから落としていただけるようになりました。これまでこのコーナーはPC用サイトのページにリンクしていたんですが、Dropboxというのを使うと直接ダウンロードリンクができると知りまして。PCサイトでは使い勝手が悪い方も多かったと思うので、これまでご利用いただいていなかった方にもお試しいただけたらと思います。

新刊お試し版は、BOOK☆WALKERで無料配信しているものと同じ内容です。Amazonでは無料本が置けないので、kindleで読めるmobiファイル版を置いた次第です。よかったらぜひご覧くださいませ。m(_ _)m

2018年3月21日水曜日

新刊配信開始(+既刊無料配信のお知らせ)

新刊『流星』

予告させていただいた新刊の配信が始まりました。kindle、BOOK☆WALKER両方で配信しております。


かつて自分なりに感じていた「JUNE(≠BL)」のニッチな領域ににこだわり、「かすかな想いの痕跡を深読みする感覚」を目指した作品を集めました。箸休めのBL風コメディを除いて、BLっぽさはほぼありません。
ある意味「あなたのJUNEはどこから?私は」(笑)的な一冊になっています。

「微JUNE」というムリヤリな造語ですが……電子書籍サイトのブログにも書いたのですが、例えて言えば「平凡社ライブラリーの『ゲイ短編小説集』収録作を「ゲイ小説」と言える程度にJUNE」、という感じです。この短編集は「えっ、これのどこがゲイ小説?」というものがいろいろ入っているんですが、まぎれもなく「そう」で。というか、自分にとってあの「ゲイ小説」はまさに「JUNE小説」なので、事あるごとにその方面のアンテナお持ちの方にはお薦めしています。うちの本は読まなくてもいいですからこれはぜひ!(いや、もちろん本音はうちの本も読んでいただきたいです!(笑))

たぶん、JUNE誌原初体験の80年代あたりに吸収した雑多なもの(思えば映画や日本の古典芸能など、自分なりの引出しがちまっとできたのがあの時期だった気がします)がいろいろブレンドされ、形成されたのが「自分なりのJUNE」だと思います。「JUNE」は人によりいろいろな意味・美学が託されている言葉なので……そのへんは電書サイトのブログでぐたぐだ書いてますので(笑)、お時間があったら覗いてみてくださいませ。
新刊『流星』について+既刊無料配信のお知らせ

正直、こういうニッチで趣味的な本が売れる世の中なら苦労はしません。(笑)J.GARDENでも手にとっていただくのが難しかった(紙同人誌を改稿したものがベースです)本なので、「無料お試し版」に表題作をまるごと入れました。恒常的な無料本が置けるのがBOOK☆WALKERの利点なので、「(イベントで遭遇するので)絶対いらっしゃるのは知っているけれど、絶対数が少ないのも真実」である読み手さんに届け、と瓶に詰めて海に流す気持ちです。(笑)もちろん路線のせいにせず、作品を少しでも良いものにしていくために、引き続き精進していこうと思っています。

さて、最初に出そうと思っていた長い作品は、今電子書籍用に手入れをしています。なりゆきですが、初めてのEPUB本作り(BOOK☆WALKERはEPUB形式でのアップなのです。kindleはwordでできるんですけど)を短い本で試行錯誤できたのはよかったと思います。電子書籍で小説を読むのは、オンラインで読むのとは違う体験だと思います。というのは、ページごとに切り替わっていく「リズム感」がいちおうあるので。ファイルを実機に落として、何度も読み直してそれを調整しています。オンラインのスクロールではその効果はありませんよね。いわゆる「リーディング・エクスペリエンス」がちょっと違うように思います。(どっちが適しているかは作品によると思いますが、オンラインで長い文章を読むのはしんどいけど、電子書籍だとわりと読めてしまうのはそのへんの違いかな、とも思います)

次の作品では「もっとこうしたい」ところもあるので、研究しつつ形にしたいと思います。

話が先走っちゃいましたが(笑)、新刊をどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m



ウェブ用BW無料お試し版表紙.jpg



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『追憶のシャーロック・ホームズ』上巻無料配信

急ですが、「kindleの独占配信が終わると無料キャンペーンオプションも使えなくなる!」と気づきまして、期限が切れるまでのラスト三日間、分冊版『追憶のシャーロック・ホームズ』の上巻を無料配信することにしました。もともとこういうキャンペーンをするために作った分冊版なので、よかったら未読の方、お試しくださいませ。


2018/3/21(日本時間午後5時頃)~23(日本時間24日午後5時頃)

(商品ページの告知で時差計算を間違ってしまいました。
修正がまだ反映されていないかもしれませんが、
開始は日本時間3/21午後五時頃の予定です)


2018年3月9日金曜日

《重要なお知らせ》kindle読み放題対応順次終了

電子版の配信プラットフォーム拡大に伴い、kindle読み放題対応が順次終了いたします。(kindle独占配信が条件のためです)終了前にKindle UnlimitedKindleオーナーライブラリー登録・レンタルしていただいた本は、終了後も引き続きお読みいただけますので、上記サービスでのご購読をご検討中の本がございましたら、どうぞ期間内にご利用ください。(特にkindle Unlimitedは端末から削除してもクラウド上にとっておけるので、とりあえず落としておいてお時間のあるときに、という使い方も可能です☆(^^))

◆3月~4月初旬の終了予定◆

3/15~16頃
 ネガティヴ・ケイパビリティ:絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行

(【分冊版】上巻・中巻・下巻の対応終了は5/4頃の予定です)

3/23~24頃
 【分冊版】追憶のシャーロック・ホームズ[上巻中巻下巻
※追記・【上巻】のみ、3/21午後5時頃から24日同時刻まで無料配信を行う予定です。

(【統合版】の対応終了は4/30頃の予定です)



通常販売分の変更はございません。

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現在新刊配信の準備を進めております。準備ができましたらまたお知らせさせていただきます。J庭からまだ一週間経っていないのになんだか慌ただしくて申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。