イベント参加予定

【イベント参加予定】2024/5/19 文学フリマ東京38 / 2024/5/26 COMITIA 148

2020/11/29

冬の寄せ植え・夏の名残とちょっぴり収穫

 先週になりますが、ようやく夏の寄せ植えの残骸を処分し、冬バージョンの植え付けをしました。今度は100均で見つけた30cm幅のハンギングバスケットとパームマット(ヤシ繊維の中敷き)を使ったので、前と比べると3倍くらい入ります!

せっかくなので季節感を出そうとゴールドクレストを入れ、フランネルフラワーと赤っぽいビオラでクリスマスカラーにしてみました。ビオラはえんじと紫の中間くらいでしょうか。この時期、赤い花というと店頭にあるのはシクラメンばかりなのですが、なんとなく別のものにしたくて……。あとは使い回しのアイビーです。

白いのがふわふわした感触のフランネルフラワー。一目惚れです。

裏側にも同じ大きさのハンギングを下げ、こちらはなりゆきで余った赤と薄めの黄色のビオラ、やはり使い回しのアイビー。

 


表側のゴールドクレストが借景(?)になって、なかなか華やかです。(笑)

他の花や野菜など。スーパーで買ったミニバラは一年で大成長です。春より花も多いし、色も濃いめ。秋バラはそういうものなんだそうですね。見栄えがするので今は玄関先に飾っています。バラ慣れ(?)してないのでこしょばゆいですが、我が家のささやかなバラ園です。(笑)

今が盛りかと思うので、今朝の写真に差し替えます。(11/30)

夏の間実らなかったトマトは、残っていたビー玉くらいだったものがミニトマトより大きくなりました。人工授粉はせず放置していますが、他にも実がつき全部で6個確認しています。もはや伸びすぎてトンネルがけができないので(ほとんどハウス栽培の規模になってしまう)、寒さに効果があるという微粉ハイポネックスなどあげています。赤くなるまで頑張ってくれるといいんですが……。

照りがかわいいトマト。
外に出るたびに実を持ち上げて重さを確かめてしまいます。(笑)

切り花で挿し芽したスプレーギクも無事にこんもり咲きました。2、3回仏壇の飾りに使いました。キクは丈夫ですね。

こちらも二週間くらい前の写真ですが、
切り花の茎1本からなんというコスパのよさ……。

ニンジン畑エリアも、コンパニオンプランツが次々なくなって寂しくなったので、試しに1つ抜いてみました。こんな感じでミニニンジンみたい……(ミニじゃなくて普通のニンジンです!(笑))



せっかくなので食べてみよう、とポテトサラダに入れました。大きいのは市販のニンジン。真ん中のキュウリにへばりついてる黄色いのが我が家のです。ちゃんとニンジンの味がしました。



寒くなって虫も少なくなり、ガーデニングも夏よりやる気が湧いてきます。でも年末に向けてエアコミケなど参加するので(こちらはまた改めて)、あまりどっぷりとはできません。とりあえず今日は、前シーズンに成功したクリスマスローズの葉切りをしました。

あと、季節感を得たくて先日スーパーでポインセチアの鉢を買いました。花屋さんよりかなり安かったので手が出たんですが、その分不安もありました。でも数日したらラッピング巻きでついてた曲がり癖もとれ、けっこう大きく豪華で喜んでいます。

でも下葉が少しずつ枯れてきてしまい、慌ててリサーチ。下葉が落ちるのは環境の変化でよくあることだそうなんですが、意外にも「寒さと過湿に弱い」とのこと。そんなー、寒い玄関に置いてしっかり水やりしてましたよ!鉢に挿すタグに書いといてくんないかなこーゆーことは!(^^;)

ともあれ、あまり出かけられない今年の冬。年の瀬にかけてせわしなくなりますが、せめて植物を見る時間は落ち着きたいものです。

2020/11/25

坂田靖子先生:原画展DMとツビッキーコレクション2❤

 昨日、久しぶりのデアボリカ通信(※→文末)が届きました♪ 中にはこの週末から始まる「メリー・メリー・クリスマス展」のDMも。こちらは先日Twitterのほうで知ったのですが、デビュー45周年記念&『坂田靖子のクリスマス・マニア!』出版記念(こちらは本日発売!)の原画展だそうです。サイン本やグッズ販売もあるそうで、12/5以降に在庫のあるものは通販も始まるとか。(詳しくは公式サイトをご覧ください)


日々の感染状況を見ると東京行きは迷うところもあるのですが、展示自体は黙って見るものだし、途中で飲食とかしなければ問題ないんでは……な、なんとか行きたい~!と悶絶しているところです。というわけで、『クリスマス・マニア!』はサイン本をゲットする可能性を考えて予約しておりません。行けるといいんですが。

*       *       *

さてさて、もうひとつ新刊が出たばかりなのですが、こちらは予約して到着済みです。『ツビッキーコレクション 2』。古城に住んでるけどいつもバイトをしてる(笑)ツビッキーくんが、父親の遺言でヘンなものを集めた博物館のための収蔵品を収集する、というお話。先生お得意の英国コメディです。もうツボに入りまくりでした。「さりげなく深いなあ……」というエピソードもあって、めちゃくちゃ面白かったです❤


私、先生の描くイギリスが大好きなんですが(というか、ナマのイギリス情報に接する前に坂田先生の描く世界で刷り込んだ、というほうが正確かもしれません(笑))、じつは現地にいらしたことはないと昔どこかで読んでビックリした記憶があります。でもある意味「だからこそ」の「リアリティ」があるのかも。…見てきたものを再現するというスタンスじゃなくて、「ご自分のものとして消化した英国」を見せてくださっているというか。独特の空気感があるんです。

どこか、杉浦日向子さんが描く江戸とも通じるものがある気がしました。杉浦先生の江戸も、「勉強して再現しましたよ」感がなくて、もう完全にご自分のものとして消化した江戸の空気感を自然に描いていらっしゃいました。で、読者として自分が惹かれるのはその部分なんです。

江戸やイギリスについてのトリビアや情報の部分はおまけであって、惹かれるのは描いた方の中から出てきた独自のもの。だから、「杉浦先生が好きならこれ(別の江戸もの)も好きだよね」とか、「坂田先生の英国コメディが好きならこれ(別の「英国もの」)も好きでしょ」とかって、自分にとってはぜんぜん成立しないんです。(笑) そういう「ジャンル」が問題なのではないんですよね。

…創作物として昇華する時には、ガイドブックや解説を書くのとは別の「何か」が必要なんだと、お二人の作品から学んだ気がします。それは現地に行ったかどうかとは次元の違うことなんだと。江戸の場合はもう(タイムマシンでもできない限り)行くことはできませんから余計にですが……「よく勉強してるなあ」と匂ってしまうのとは対極の、ほんとに「自分の中から出てきた」という表現で、だからこそ面白いんだと思います。(現地取材に限らず、「何かを調べると情報に引きずられて創作物としては本末転倒に」というパターンは陥りやすいことなので、自戒をこめて☆)

話がズレてしまいました。原画展、なんとか行きたいです~…!

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※「デアボリカ通信」は、坂田靖子先生の不定期ニュースレターです。先生のサイトで購読募集があるときに申し込みます。第1シーズン(?)から読ませていただいていますが、忘れた頃にやってくるご褒美みたいな感じで、季節感のある手書きのペーパーが嬉しいです。今の第3シーズンの募集は、サイトを見てみたら2014年だったんですね。で、もう9号……サイトの更新が止まっている間もこちらは届いていたので、次も募集があったら申し込みたいです♪

2020/11/20

11/23 コミティア134に委託参加します。

イベント参加のお知らせと、「この状況での同人誌イベント」について思うことも少しだけ。

コミティア134

紙の本を委託しているメロンブックスさんが、11/23のコミティア出張販売所を設けて代行販売をしてくださるとのことなので、先日イアンシリーズ2冊(『ネガティヴ・ケイパビリティ:絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行』【改訂増補版】『History:低体温男子イアン・ワージングのハロウィーン』)を登録させていただきました。改訂増補版『History』はコミティア初売りとなります。ご参加予定の方はぜひついでにお立ち寄りくださいませ。

委託作品は通販サイト(フロマージュブックスメロンブックス)でもお取扱いいただいています。おうちからもぜひどうぞ。

(なお、この2作品の通販は、コミティア終了後にコミコミスタジオさんに移していただくことになりました。こちらはまた改めてサイト等でお知らせしますね)

出張販売所はコミティア公式さんのツイート画像の通り、西1、2ホールの間のアトリウムです。


サークルポスターギャラリーも開設されるそうなので、リニューアルしたポスターデータを登録しました。当日はこれを印刷して展示してくださるとのこと。素敵な企画に感謝です。

ポスターギャラリー用リニューアルポスターです。

ただ、今回の企画は「メロンブックスさん」(メインでお世話になっているフロマージュさんと根っこは1つですが男性向けサイド)の企画で、自分がこれを知ったのは、サークルの委託管理画面(フロマ/メロン共用)に出たスライド広告からでした。つまり直接の勧誘アナウンスはいただいていないんです。(女性向け側のフロマさんの企画の時は、メールでお知らせがきています)

本は両方のサイトでご紹介いただいていますし、登録できて確認メールもきたので女性向けの本でもOKなのだと思うんですが……この経過を見ると、登録サークルさんはほとんど男性向けサークルさんかもしれません。マイルドとはいえBL系のポスターはひょっとしたら場違いかも?

…まあ場違いは私の人生のテーマみたいなものですし(^^;)、性別を問わず読んでいただけたらという思いはいつも持っているので、機会をいただいたことに感謝、感謝であります。


コロナ下の同人誌イベント

ここ数日のコロナ感染者数の増加を見ていると、同人誌イベントの開催そのものが大丈夫なんだろうか、という思いが正直あります。委託はさせていただきましたが、個人的には突然中止になってもぜんぜん異存はありません。どうか安全に、臨機応変に、そして楽しく開催されますように。

サークルとして思うことは、作品をどうやって読み手の方々に知っていただくか、といういつも通りのことなので、正直イベント開催に絡む巨視的な経済的側面はあまりリアルに感じてはいませんでした。

でも委託をさせていただくようになったフロマさんがいろいろがんばってくださっていることや、イベント主催者さんたちの対談などから、周囲への影響も想像が及ぶようになりました。まあ人様のことを心配できるほど余裕のある立場でもないのですが、印刷所さん、企業さん、会場関連のアレコレ、周辺のホテル……いろんな影響があるものなんですね。

他にもいろいろ思う所はあるのですが、今回は取り急ぎ告知なのでこれにてアップします。また改めて、機会があれば書きたいと思います。

2020/11/10

浴室のペンキ塗りに挑戦

準備してから半年くらい放置になってた浴室のペンキ塗り、今日やっと実行いたしました。なんか「やりたい!」って気分にならないとできないもので。夏は暑かったし、秋に入ってからも体調がイマイチで、エンジンかけるのに時間がかかりました。

ウン十年ぶりに出した塗装道具。使えました☆

ペンキ以外のローラーセットやハケは昔使ったものですが、今回初めて買ってみた100均の養生テープが活躍しました。ただ、貼り忘れたところの窓枠や、うっかり置いていた洗面器に少しだけペンキをつけてしまいました。でも窓枠は別の色に塗ろうと思っているので問題ないです。洗面器は模様と思って気にしない!

昔自分の部屋の天井を塗ったことがあったので、なんとなくできるかなーと軽い気持ちでやってみたんですが……いやー、こんなに手が痛くなるとは。(昔やったときはそんな記憶は……と、年とったせい?(^^;))関節とか指の股とか指全体とか。これに明日か明後日には全身の筋肉痛が加わるかと思うとコワイ。でもほんとにきれいになったので達成感は半端ないです!

年季の入った物干し竿が鎮座してますが、
元がひどかったのでこれでもかなり綺麗に見えます~(^^)

「ちなみに業者さんにお願いするとどれくらいかかるんだろう?」とググってみたら、たまたま見たサイトでは今回やった部分(天井と壁)で低めに見積もっても15万くらい。ということで、一日で15万稼いだつもりになりました。(笑)

取り切れなかったカビをそのまま塗りこめているので、明日にでも燻煙タイプの防カビ剤を買ってこようと思います。他にもいろいろ、やりかけてるDIYが待機中……暑い夏の間はできなかったので、半端に手をつけたままのとか少しずつケリをつけねばです。



  

2020/11/07

本とネットでまったり名画鑑賞/高階秀爾さん『名画を見る眼』ほか


最近心がけている「自分に休息と滋養を」キャンペーン(?)の一環で、今日は午前中に高階秀爾さんの『名画を見る眼』という、西洋絵画15枚が解説されている本を買ってきました。古書の岩波新書で110円ナリ。(高階先生の解説はわかりやすくて大好きです❤ 今回コレを買った経緯はのちほど)




古い本で図版がモノクロなので、昔買った本で補完です。まずは同じく高階先生の『西洋美術史』。手元のは古い版で現在のと表紙が違いますが、カラー図版たっぷり❤……なんですが、けっこう作品が重なってなかった……(涙)。次に『原寸美術館』。久しく開いてませんでしたが、文字通り名画を原寸拡大画像で見られる画期的な画集です。こちらはボッティチェリの『春(プリマヴェーラ)』が重なってたので、そちらの解説も改めて堪能しました。……で、「ネットならなんでも見られる!」と気づいて、そのあとは解説されている絵を検索しながら。三分の一ほど読んだところです。

…いやー贅沢な時間でした。たった110円の散財で「高階秀爾先生に解説してもらいながら」その絵を見る! しかもネットの画像はたいていの本のカラー図版より大きい。むろん実物鑑賞には遠く及びませんが、おうち鑑賞としては御の字です。

ふと、「ネットの使い方ってこういうのが(少なくとも自分にとっては)本来の理想だなぁ」とか思いました。昔思い描いていた「良い方に便利な未来」ってこういうイメージ。だって、ダ・ヴィンチの『聖アンナと聖母子』でググるといきなりルーブル美術館の掲載ページが出てきて画像が見られる。よく考えるとすごいことですよこれって。

…ええと、いろいろ省くと「どこの浦島太郎だ」なので(笑)蛇足を書きますが、感動したのはサイトの存在自体ではなくて「ごく自然に」「日本語化されたページにいきなり」アクセスできたこと。(サイトに行ってから言語を選択、じゃなくて。)それだけ日本人のお客さん多いってことですねきっと……。それは別にしても、なんか世界の文化的な財産をごく普通にシェアしてもらえるようになってきてるんだなあ、と改めて実感。いや~世の中いい方にも進化してますね。わるいことばっかじゃない。

一方でネットのありがたくない側面は、昔は想像もできなかったなーと……。集中力がなくなったり、「情報」と称して来るものの大半が実は「広告」で、要するに「お金を使うのに便利」ってだけだったり、自分に関係がなく読みたくもないゴシップやら暴言やらを「ニュース」と称して半ば強制的に見せられたり、etc.

でも最近は「いや、やっぱ使い方は自分で選べるはず!」とつくづく思うようになって、「自分が本当に興味を持ってること」を優先するよう努力してます。世間のメインストリームとはしばしばズレるので難しかったりするんですけど、人生の時間は限られてますもんね。

閑話休題、本の話に戻りますが……じつは昨日から別の絵画の見方本『絵を見る技術』を読んでました。図書館に予約して数か月待った人気の本で楽しみにしていたんですが、個人的に「うーん?」とモヤモヤするところがかなりあって、読み進めるのがつらくなり、別のアプローチの本は……と検索して高階先生の定番名著にぶち当たったのでした。それで先週あたりにブックオフで見かけたのを思い出し、「まだあるかなー」と心配しましたが幸運にもゲットできたのでした。(1969年に出た本ですが今も刊行中なので、新しいきれいな本がほしいなーと迷ったんですけど……今日注文したら到着まで読めない。古本買えばすぐ読める。ということで辛抱できんかったとです☆)

『絵を見る技術』も、青絵の具が高価だったお話とか、興味深いところはあるし発見もありました。ただ、なぜか視線の誘導で解説される流れが自分の自然な目の動きとは逆だったり、どうしても納得できない解釈があったり、特に画家の意向が断定的に語られるところに違和感があったり。(←「死人に口なし?」とか反射的に疑ってしまう瞬間が何度かありました)つまり、構造や造形的な説明部分はいいのですが、必ずしも断言できない部分まで公式化されてる感じがするんです。大事なのはそこかなあ?という疑問も。なんだか絵を見る「喜び」につながる部分がどんどん目減りしてしまう感じがしてしんどくなりました。

…事前に低評価レビューは読んでなかったのですが、今見てみたら同じような違和感を感じた方は少数ながらおられるようです。「少数派」なところが我ながら納得なんですけど、まあ自分だけではないのね、と安心しました。(←メンドーな上に小心者な読者……)

なんか失礼な書き方をしてしまいましたが、違和感を言語化しておきたくて……充分にはできませんでしたけど。ただ、合う方にはすごく合うようです。『名画を見る眼』のほうをあまり書けませんでしたが、作品の背景や書かれたときの事情などがわかるもので、楽しめています。もちろんおすすめであります。