2017年12月24日日曜日

メリークリスマス!/ごあいさつ画像と思うこと、そして『SMOKE』


メリークリスマスでございます。今年はごあいさつ画像を作れたのでアップします。ホームズさんの『青い紅玉』をうちのチョロQワトスンで考えたらこんなことに。飛んでるリンゴはガチョウのローストの付け合わせです。品種は紅玉ということにしといてください…。(笑)(ネタ探しをしたときに再読・再見した『青い紅玉』について、別ブログに書いています。→「『青い紅玉』改めて傑作でした❤」
コミケのお知らせもしたいのですが、わやくちゃになるので別にしますね。いちおうpixivにおしながきをアップしていますのでこちらもリンクします。→C93おしながき(30日オ21a SUSSANRAP)

さて、クリスマス。クリスチャンでもないのにな~、とリクツっぽく考えることもありますが、日本風の宗教色のないクリスマスもこれはこれで「いーんです!」(←カビラさんの声で)と言う感じを、特に今の世相ではひしひしと感じます。こういうしなやかさというかセッソーの無さが、ある意味では日本人の取り柄の一つなんだろうなーとも思うようになりました。自分の子供の頃は、何も知らずに「クリスマス」にあこがれてました。ただ、本来よその国の行事というのはなんとなくあって、少し成長してからは自分が当事者というより外から眺めるもの、という感覚も大きくなりました。なので、「映画で見る欧米のクリスマス」はクリスマス体験の核だったりします。

…少し前に新聞で読んだのですが、日本でクリスマスが行事として普及する過程では、戦後駐留軍の兵士がサンタクロースのかっこうをして子供にお菓子を配ったりしたのが一役買っているそうで、なんとなくわかる気がします。日常から数十センチ浮き上がった「豊かさへのあこがれ」、みたいなトーンがありますよね。今でも。テレビCMなんかで流れるクリスマスのイメージはまさにそう。この「数十センチ浮き上がった」感て、同じような季節行事でもお正月には感じません。クリスチャンでないからこそ味わえるのかも…という気もします。

皮肉にも今日の新聞(朝日の天声人語欄)では、かつてのアメリカが持っていた文化や価値観などのソフトパワー、「脅しやカネではなく、相手を自然に引き付けて、求めるものを手に入れる能力」が今では成立しない話になっていることが嘆かれていました。両方戦略ではあるかもしれないけれど、「サンタのかっこうで子供にお菓子を配るアメリカ」と、国連で「俺に反対するなら援助は切るからなと脅すアメリカ」を並べるとなんとも……。

…話がそれました。クリスマスに戻しましょう。(^^;)
じつは母艦サイトの奥底に「クリスマスに見たい映画、食べたい料理」という昔の記事がありまして、毎年この時期だけアクセスがあります。検索で見つけてくださるんでしょうね。今では追加したい作品もいくつかありますが、あそこに書いたものは今も定番です。こうして見ると、クリスマスに見たい映画ってクリスマスでなくとも見たい、いい映画でもありますね。

映画から取り込んだクリスマスのイメージは、CMの「豊かさ」とはちょっと違って、『クリスマス・キャロル』のボブ・クラチットみたいな「つつましい生活の中でクリスマスだけは奮発して(それなりの)ごちそうを食べる」みたいなイメージとか、『アパートの鍵貸します』の主人公の、世間はお祭ムードだけど一人だよ、あ~あ、みたいな、より等身大の(だけど日本人の自分の日常とは確実に違う)「当事者感覚」が魅力だったりします。

で、今年は何にしようかなーと考えて……上記のページにも挙げていますが、『SMOKE』にしました。じつはつい先日、伊勢佐木町(いせざきちょう)――横浜市内の元繁華街で、以前は映画館がたくさんありました――に所用がありまして、通りを歩いていたらポスターがあって……なんとデジタルリマスター版を劇場公開しているんだそうです。初見はたしか封切り時に劇場で見たのだと思いますが、その後も何度か見ている大好きな映画です。懐かしい方も多いと思いますし、もしこれから初見を劇場で迎える方がいらしたら素敵なことだと思うのでリンクします。(ただ、もう横浜は明日まで。他のところも12月公開なのでもう終わっちゃうかなー(^^;))リマスター版のソフトも発売になったばかりみたいで、それに合わせての公開なんですね。



『スモーク』の舞台はNYのブルックリン。そこに住む作家、作家のところに転がり込む一風変わった黒人少年、近所のたばこ屋の主人、たばこ屋に集まる人々……などが織りなす物語。いい具合に細部を忘れていますが(^^;)、物語についての物語、「物語ること」についての物語、でもあったと思います。原作・脚本はポール・オースター

余談ですが、『ガイ・リッチー版の『シャーロック・ホームズ』でモリアーティーをやってた人(すいません、名前を憶えていません(^^;))が、この映画ではタバコ屋の下働き役をしています。頭の回転がゆっくりな、ある意味チャーミングな青年役で印象的でした。モリアーティーを見たときに「誰かに似てる…」と思ったのですが、年もとっているし、脳内でつながるまでに時間がかかり、気づいたときには文字通りあんぐりと口を開けました。時間が経ったんだなあと……。

定番クリスマス映画の一本ですが、しばらく見ていませんでした。手持ちのDVDなのでデジタルリマスターではないんですが、久しぶりにじっくり浸ろうと思います。





封入されていたリーフレット。表紙はジャケットにも小さく入っている、

クリスマスツリー風にデザインされたタバコの煙とマッチです。

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