2019/09/15

江戸園芸って

春頃から庭いじりにはまっています。数年おきにやってくるマイブームです。(笑)で、NHKの『趣味の園芸』も久しぶりに見るようになってるのですが、今日やってたテーマが新鮮でした。

趣味の園芸 大江戸花競(くら)べ 十二選 第6回「ようこそ“奇品”の世界へ」 - マツバラン、イワヒバ、チョウセイランほか、植物の中に入って見つめる葉や茎の変化。 https://www4.nhk.or.jp/syumi-engei/x/2019-09-17/31/27605/2560295/

自然に出てきた変異種を珍重するという世界で、正直自分の目には「雑草?」「ビョーキ?」としか映らないものばかり。庭に生えてたら引っこ抜いちゃいそうなんですが、それが結構な鉢に水苔なんかで大切そうに植えられてると、なんとも素敵に見えてきます。

こういうのが「江戸の粋」、なんだそうです。ちょっと別のところに連想が飛びました。規格外に生まれたものを排除せずに面白がり、大切にし、美しいとまで感じる世界。今の息苦しい世の中の空気を思うとなんだかうらやましい。

さて、江戸園芸とは言いませんが、うちの庭にオモトがありまして、これをきれいな鉢に植え替えしたいなあ、と思っています。狭くて日当たりがわるい庭なのですが、これはうちの家族が住み着く前からあったものです。他にも「もともとあった」植物がいろいろあって、ガーデニングに興味が出てから調べたところ、どれも日陰に適したものでした。自然に生えてくるものではないので、以前の住人の方は好きで知識をもって植えてたんだなあ、としみじみしました。

オモトの植え替えは夏は適さないそうで、季節が移るのを待っています。昨日、今朝とちょっと涼しく、動きやすくなりました。本格的な秋が待ち遠しいです。


玄関わきにもともと植わっていたオモト。
1、2ヶ月前に枯れていた葉を切ったら綺麗に復活しました。 

こちらは庭を掘り返した時にプランターに放り込まれていたもの。
逆境にもめげずしぶとく生きてます。