ムーパラでアンダーソン本、J庭で『王殺し』紙版、春コミでフランケンシュタインレビュー本、と、二次・オリジナル・評論と取り混ぜて、おかげさまですべてのイベントで新刊を出すことができました。(これもあって力尽きたんですねー…(笑))
通販のこと
一昨日から、新刊含めて通販受付を開始しました。初日からお申し込みありがとうございます!(感涙)第一便は明日発送予定です。よろしくお願いします。
新刊はこんな感じです。ちょっと辛(から)め系の絵が続いてしまいましたね。(^^;)
お試し読みや通販はこちらでご案内しております。既刊もすべてお試し読みできますので、お時間がありましたらぜひ覗いてやってくださいマセ。(もう少し見やすくしたいのですが、試行錯誤中です(^^;))
SUSSANRAP内 同人誌な部屋
フランケンシュタイン関連リンク
春コミでお話していたら、フランケンシュタインの再上映が意外と知られていなかったので、再掲含めてリンクを貼っておきます。これはほんとに必見だと思います!ご都合がつけばぜひ!今週末(3/28)から上映です。
◆ニュースページ
『フランケンシュタイン』再上映、『コリオレイナス』など「ナショナル・シアター・ライヴ 2014」の日本上映ラインアップが決定 - 2014年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
◆チケット情報
ぴあの「フランケンシュタイン」検索結果
(終了したら無効になりますが…これ書いてる時点では今週末分もまだとれるようです)
そのほか、パンフやレビュー本巻末でご紹介した参考文献なども、ついでに再度ご紹介します。
◆PDF ナショナル・シアター英文パンフ(無料DL)
Frankenstein
◆脚本
Frankenstein, based on the novel by Mary Shelley
(kindle版は無料サンプルが落とせるので、kindleをお持ちでない場合はモバイル用無料アプリでのお試しがオススメです☆)
◆原作邦訳
フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1))
フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)
うちにあったのは創元版ですが、その後出た新訳も評判が良いので貼っておきます。両方ともkindle版があるので、まずは無料サンプルで読み比べて選ぶのも良いかと思います。
◆『失楽園』
失楽園 上 (岩波文庫 赤 206-2)
失楽園 下 (岩波文庫 赤 206-3)
なにかと引用されるミルトンの失楽園。怪物もこれを読んで、台詞に文そのものが引用されていました。悪魔がかっこいいとか(笑)参考になるレビューもたくさんあります♪フランケンに限らず、ほんとに西洋のフィクションを解釈するうえでは基本文献のひとつですね。
イベントのこと
さて、それではイベントそのものについてだらだらと。(笑)
一人参加のため、このごろスペースに座りっぱなしが多かったので、今回の春コミでは意識して30分ほど時間をとって、別ジャンルまでホトホト歩き回ってみました。(留守中にお待たせしてしまった方々、すみませんでした!いちおう席を外すときは何時頃戻るかメモを掲示しておりますので、ごちゃごちゃしてますがご覧下さいませ☆)
とくにグッズ系のサークルさんのスペースディスプレイには刺激を受けました!もうまるでお店!小さなお店!…点数が増えて今後どうしようと悩んでもいたので、いろいろと参考にさせて頂こうと思います。(でも、全点持込はそろそろ限界ですね(^^;))
目の前がサークル配置なしの壁だったのでわりとまったりとしていましたが、お隣様やお立ち寄り下さった方々とたくさんお話させていただけて、すごく楽しい一日でした。SHERLOCKやフランケン、ホビットのお話はもちろん、別のお芝居のお話や、別ジャンルの既刊のご感想等も伺えたり、また、なんとAmazonに『追憶のシャーロック・ホームズ』のレビューを書いて下さったという方にもお目にかかれました。感激でした!なんと最初のコピー誌版から読んでくださってた方でした…かれこれ十年くらい前ということになります。ありがたすぎて涙が出そうでした…。(頂くご感想は、ネットでの文章でもスペースでのお一言でも、本当に、本当に、いろんな意味で励みになっています。ありがとうございます!)こちらの二作目は、(完成がいつになるかわかりませんが)地味に資料の読み込みに努めております。今後とも長い目で(笑)よろしくお願いします。
ホビットは春コミの数日前にやっと見たばかりで、残念ながら新刊は作れませんでした。ペーパーだけでもと思ってたんですけど、フランケン本で手がいっぱいでした。今回唯一心残りです。でも、前に作った『ビルボ食堂』がちょこちょことお連れ帰りいただけました。前作の時に作ったレシピと小説の本ですが、気に入ってくださった方が今でもお声をかけて下さることが多い本で、二次ながら嬉しいです。またネタができたら新しいものを作ってスパコミにでも持って行きたいなー、と思っております。(今回はお料理という感じではないので、どうなるかなー…湧いてきたもの次第なのでどうなるかわかりませんが…)
話が前後しますがJ庭、こちらはまあ、いつもどおり(?)まったりとしていましたが、地味な新刊もお手にとっていただけました。実はまじめに売上ゼロを覚悟していたので(^^;)、ほんとに、涙が出るほど嬉しかったです!自分としてはJUNEを書いているのですが、やはりBLとは言いがたいなあ…というビミョーなものを作っているので、会場を巡るといかに自分が傍流であるかが身にしみます。(^^;)もちろんこういう趣味の方がおられるのも確かなのですが、わかりやすい説明が困難なんですよね…J庭でのジャンル分けにもうまくはまりません。でも、やりたいものがやれるのが同人誌のいいところ。無料配布等で地道に(?)お仲間を探そうと思います。
今回は前回の無料配布をご覧になって美老人本を買いに来てくださった方もいらっしゃいましたし、今回の変わった表紙の(笑)無料配布も、意外にも前回よりたくさんお持ち帰りいただけました。これからも「こういうものが好き・やりたい」を大事に、地味に頑張ろうと思います。
…さて、本以外のところでは…以前もお隣になったことがある某印刷所社長さんのサークルさんのお隣で、めったに聞けない同人誌ギョーカイ話など、貴重なお話をたくさん伺えました。そのなかの一つで、5月から赤ブーさんのところで電子書籍サービスが始まるのだと伺いました。(広く告知されているんでしょうか。疎いもので、初めて知りました)紙本と同じ価格想定でのお話だったので、kindle版で紙との価格の兼ね合いを見ている身には「うーん…そ、そういうものかなあ…?(^^;)」と思うところもありましたが、同人誌の売れ線というのは自分が活動しているレベルとは別世界なので、そういう感じなのかなあ…と聞いていました。逆にいうと、こういう機会がないとわからない世界のお話(印刷所での18禁修正のお話とか☆)で、へええええ!と思うお話が多かったです。うーむ、同人誌といってもほんとに広いんですよねえ…改めて。まあそんななかで、マイペースで地味な本を作っていけるのも幸せというものですね…。(笑)