2016年8月4日木曜日

キンドル・アンリミテッド始まり+ぷちクラッシュとセレンディピティ

Kindle Unlimited スタート

8/3から、アマゾンの月額980円読み放題が始まりました。現在30日間無料体験も行われています。うちの本はすべてそちらから読めますので、よかったらぜひ。kindle無料アプリでも登録できます。

Kindle Unlimited 読み放題

後述の理由でネットサーフィンを制限しているため、スタートを知ったのは当日の朝日新聞だったのですが、記事によると一度に保存できるのは10冊までとのこと。期限不定のレンタルみたいなものでしょうか。なのでずっと所有したい場合は普通の購入のほうが良いかもですが、大量に読みたい方で

「とりあえず中身読んでみないとずっと保存したいかどうかわからない」
「でも判断するのにサンプルでは分量が不足」

…という場合に、ザクザクとチェックを兼ねて読んでいくのにも良いかと思います。夏休みにたっぷり読もうと思っている方は、とりあえず無料体験してみるのも良いのではないでしょうか。(それほど使わないなーと思ったら、期限が来たら解除すれば料金とられませんし……(笑))

出版社等からは反発も出ているサービスで、たしかに立場により見方が違うのはとてもよくわかります。でも無名で本を作っている身からすると、気軽に試していただける機会が広がるのはありがたいことです。読む方から見れば、うちの本など海のものとも山のものともわからないわけですから。(笑)

配信側の立場では、本ごとにKDPセレクトという、電子版のアマゾン独占配信条件に登録することで、キンドル・アンリミテッドやキンドル・オーナーズ・ライブラリーで読める対象になり、そちらで読んでいただいた分の報酬も、(販売価格よりは低いものの)読まれた分量に応じた支払いがあります。つまりこのサービスの対象に登録する・しないは出版側が選べるので、シリーズの一巻だけ登録してみるとか、いろんな使い道があるのではと思います。

海外ストアでは以前からあって、うちの場合はしばしばそこから読んでいただいていたので、早く日本でも始まってくれないかなーと思っていました。ここからまた新たなご縁ができるといいなあ、と思っています。

ぷちクラッシュとセレンディピティ

さて、コミケに落ちたおかげで(笑)できた時間を有効に使おうと、現在ゆるい「クラッシュ」に入っております。(クラッシュについてはこちらの過去記事にて。カズオ・イシグロさんの用語を拝借した一種の「自主的缶詰状態」で、作品世界にどっぷり浸ることです)自分の場合はいっさいを代わってくれる奥さんなどいないので(笑)、創作の優先順位を上げてネットを覗く時間を減らす、情報を遮断して「真空」っぽくなれる時間を数時間~一日単位で確保する、という程度なのですが。もちろん「ココロのごはん」は適宜補給しております。(こういうときこそ必要、ということもありますね。ちょうど先日、ツイッターで藤原帰一さんがそんなことをつぶやいておられました。これから忙しいそうで、「映画なしには乗り切れません」と。大いに共感です(笑))

春から外でのバイトもしているので、一日丸ごと自分でスケジュールを組める日は減ってしまったのですが、かえってメリハリがついてる気がします。こういう時期は映画のほかにエンジンかけに役立つ本も大切なのですが、先日テッド・チャンさんがインタビューで言及していた、アニー・ディラードの『本を書く』という本が今すごく役に立っています。作業に入る前に数ページ読むとなんとなく落ち着いて、自然にものを書くモードに入れます。図書館で借りたのですけど、これは手元にほしいかも。

今回のぷちクラッシュは秋のJ庭合わせのイアンシリーズ新刊のためで、以前からそれに関連しそうな資料を集めたり読んだりしてきたわけですが……草稿を書き始めると方向が変わってきまして。集めた資料の半分くらいは今回はかすらないことになりそうです。(泣)でもようやく曖昧だった部分がわかってきたことにもなるので、新たに深掘りするためにいろいろ追加摂取しています。

こういうときはなんとなくの勘で出会ったものがよかったりするんですが、今回もそんなのが出てきました!掘り出したのは、昔父親が珍しく持っていた『銀塊の海』という小説の著者、ハモンド・イネス。(父は新聞以外はほぼ読まない人なので、子供心に印象的だったようです。自分は未読なので、今回元の文庫とは別でkindle化されていたもののサンプルを落としてみました。…面白そう!(笑))

ネットリサーチのなかで偶然名前を目にしたのですが、なんとなく著作リストを見てみたら、今の状態でピンとくる「北海などイギリス周辺を舞台にした海洋冒険小説」を書いておられました。(帆船時代とかだとさすがに古すぎるのですが、油田ブームの頃ならぎりぎり範囲なのです)過去の経験ではこういうセレンディピティで出会ったものは当てになるので、金欠中ですが(^^;)安い古書を注文しました。自分が書くのは「ゆるいマイルドBL」なので(笑)影響は限られると思いますが、ココロを北海に飛ばすのを助けてもらえればと思います。正直今この作業をしているようではJ庭はきついですが、ズレてもその次の目標がコミケになるだけなので、気を緩めず進めようと思います。

先日は神保町に行き、久しぶりに「ほんとの古本」の匂いをたっぷり吸って、同行してくださった方のおかげで掘り出し物もさせていただいたり(以前SHERLOCKの同人誌でご縁ができたミステリ作家の篠田真由美さん。お店もいろいろ教えていただきました)、やはりセレンディピティで目についた本を買ったりで、生き返った一日を過ごしました。(今思うと、その前にイネスの本に気づいていたらいろいろ漁れたのに……とも思います。これはキリがないですが(^^;))夏は苦手でここ数年は酷暑もあり、外出を控えていましたが、たまにはこういう句読点は必要だなあ……とつくづく思ったしだいです。まあ、涼しい秋がいろいろと「●●の秋」に理想的なのは変わりませんが。
ともあれ、暑い間も水分とともに、適度なココロのごはん摂取に気をつけたいと思います。摂りすぎても支障が出ますが、不足すると確実に干からびますから……。(笑)

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