2025/06/20

熱中症で皮肉にも理想の一日

 やってきました、熱中症とネットスーパーの季節。

少しずつ暑熱疲れが累積してるのは感じてたんですが、先日夕飯の支度中に異様に汗が出まして、「ああ、これはアレだ」と。今年はうすら寒い気温からいきなり高温になりましたもんね。同じように体調崩されてる方は多いと思います。

間が悪いことに翌日が図書館本の返却期限。時間外ポストがあるので早朝に返すことにしたんですが、ついでにと駅前に回って(うちから見ると図書館と駅前の商店街は反対方向☆(^^;))、切らしていた母用の牛乳など買っていたら、もう帰りは日が照っていてこれまた汗だくに。出る時からそこそこクラクラしていたので、帰宅すると完全にダウンして「今年の熱中症シーズン」が開幕してしまいました。


…余談ですが、昔、さだまさしさん(実は小~中学生の頃ファンで、よくラジオを聴いてました。(^^)関白宣言とか映画の『長江』とかの頃です)の歌の詞に——調べたらグレープ時代の『風邪』という歌でした——「季節が変われば風邪も治るよ そしたら最初に電話をするよ」というのがあって、ラジオでご本人が「季節が変わらないと治らないような風邪をひくのはお前だけだ」とツッコまれた、と笑い話にしておられた記憶があるのですが……昨今の自分の熱中症はそのレベルで微熱やめまいが続くので、「涼しくなればコレ(熱中症)も治るよ~ そしたらあちこち出かけられるよ~」ってな感じです。いやはや。(^^;)


昨日はほんとに具合が悪くて何もできず。今日は涼しい部屋で座っていればかろうじて頭を使えるので、腹をくくって「なるべく暑いところに出ないでどうやって必要な用を足すか」に発想を変え、この夏最初のネットスーパーさんのお世話になりました。涼しい間はかなり歩き回る買い出しで、品物によって変わる安い店をはしごします。でも体調がこうなるとそれは無理。ここ数年はネットスーパーが自分の中で夏の季語になってます。


…でも、そうしてみると妙に落ち着いて、午前は長く放置していた自己企画の翻訳をやり、午後はこれまたずっと放置していた「ロゼッタストーン」を再開。(懐かしの英会話ソフト!(笑)投げ売りセールの時にDL版を入手したのでした…)そのうえこうして久しぶりのブログなど書いてます。何気に「いつもはできない理想の過ごし方」。なんだろう、この落ち着きと心地よさは。

…もちろん理由は明らかです。元気な時には「あれもこれもやらなくちゃ」で、そちらで体力と時間を使い果たしてしまうから。その「あれもこれも」を、体調不良を言い訳にシャットアウトできるそうなって初めて、本心からやりたいことに手をつけられる。ああ、なんかこれってあんまりだなー。(^^;)


思えば日頃は「無理をすること」がデフォルトになっていて、やるべきことを詰め込んでます。どちらかというと、「無理をしていないと後ろめたい」くらいの感覚があって。自分の体力を現実的に受け取めなきゃなーと思う今日この頃なので、無理に活動的なふりをしたり、テンションを上げたりということを諦めるようになってきたのですが、時間についてもやることを取捨選択「していい」のだなーと思いました。むしろそうしないと、「自分の仕事」には永久にたどり着けない気がする。家の中の「やるべきこと」はやってもやってもなくならないので。そしてじつは、その中には「後回しにするか、もっと楽な方法でやってもかまわない」ものがけっこうあるのですよね。発想を変えれば。家事は生きてる限りついて回るものだから、折り合いの付け方を工夫しなければ。


もう一つ気づいたのは、自分は「怠けたいのではなく落ち着いて仕事をしたい」のだ、ということ。これはけっこう説明が難しい基準なのです。のろまな自分にとっての落ち着くペースって、はたから見たら怠けてるようにしか見えませんから(笑)。でも少しずつでもこういう方向に持っていきたい。いや、そうしなくては。

今日は熱中症のおかげで、ある意味理想的な環境を経験しました。皮肉なことです。昔から「病気になれば自分のやりたいことに時間がとれる」という体験のスリコミがあって、からだがそれに順応してしまっている。これは返上したい。健康を損ねなくともこういう優先順位を守らなくてはです。


追記:ご紹介したさだまさしさん(正確にはグレープ)の歌、検索して出てきた歌詞は書いた通りだったんですが、じつは記憶では「春になったら風邪も治るよ」でした。検索してびっくり。記憶って当てにならないものですね。ずっと「春になったら」で脳内再生していたのでちょっとショックでした~(^^;)

2025/05/13

田村セツコさんの新刊を早めにゲット♥

 昨日買い物のついでにぶらりと書店に入り、田村セツコさんの新刊を見つけました。


新刊『おばあさんと猫』。


ときどきブログを覗かせていただいてるのですが、昨年末以来更新がなくてちょっと心配していました。そんなところへ新刊発売! まったく知らなかったので嬉しい偶然でした。


田村セツコさんのエッセイは、ここ数年図書館で読んだりして好きになって、手元にも2冊持っています。気を楽にしたいときのための常備薬としてお世話になっています。


うちにある田村さんの既刊2冊。
付箋がちょっと恥ずかしいですね。(笑)

でも……じつはワタクシ、田村さんの「イラストの」ファンではありません。(ゴメンナサイ💦)世代的には大いに目にしていたはずですが、子供ながらに「水森亜土さん系統の絵?」程度の認識で、お名前も知らなかったくらいで。絵柄やテイストは正直自分の好みとは異なるので、そのせいもあるかもしれません。(小学校に入るか入らないかくらいの頃なら受け入れていたテイストかもです) でも近年、高齢・独身の「おちゃめなイラストレーターさん」として紹介されているのを目にして、ご本人に魅力を感じるようになりました。

お母さまや妹さんの介護を「あえて」なさった経験まで含めて軽やかなたたずまいとか、物の見方・とらえ方、何より「自由さ」が、(たとえ意識的に表現されているものだとしても)声高な主張でないだけによけいに魅力的で、とてもホッとするのです。こういう生き方もありだ」と知るだけで、充分解放感をいただけます。そうそう、「人とのつながりが大事」とかおっしゃらないところも好きです。(笑)

これまでずっと独身というのも勝手に親近感を覚えて、「肩の力の抜けた」高齢独身女性という得難いロールモデル/先輩の一人と感じています。自分もいちおう絵は描きますし、もう立派な中高年ですし、ずっと独身でしかも一人が好きなので、将来はおそらくひとり暮らしをするでしょうから。

(子供の頃は、「そのうち大きくなったら」自然にお嫁さんになりたくなるんだろうな、とボンヤリ思ってました。でもそうならないまま中高年になってしまいました(笑)。これは冗談でもなかなか言いづらいことで、口にしたことがほとんどありません。自分と同じ感覚をお持ちの方がいると知った記憶があるのは、漫画家の坂田靖子さんくらいです。でもこの年になったら、なるべく自分に正直に生きたいとも思います。田村さんの結婚についての考え方は知りませんが、その他の価値観には共感できるところが多いです)

一般的には「高齢独居女性ならそちら(結婚経験者)が標準」という雰囲気で、そういうロールモデルさんたちを見ると、やはり人生観・価値観が自分とは違うのを感じることが多いのです。他の面でもたいてい「地味に標準外」(「ロックな標準外」とかカッコイイのじゃなくて「地味に」(笑))な人間にとって、今の社会はとても窮屈。田村さんのような存在は安心できるお守りのようです✨


ところでこの新刊、家で奥付を見たら発行日が5/15でした! それより前にゲットしてしまったのでびっくり。まあ発行日は発売日とは違ってもいいそうで、過去にも経験はありますが……。近所の書店でもあまり行かないエリアにたまたま行ったので、なんとなく呼ばれたかな、と(笑)。とにかくラッキーと思うことにします。

▶『おばあさんと猫─ 87歳で、猫と楽しく暮らす47の方法』(Amazon)
あ、アマゾンもまだ予約状態ですね☆

まだ冒頭しか読んでないのですが、ひょんなことから(?)同居することになった黒猫ちゃんのこと、これまでに一緒に暮らした猫たちのことを書いておられるようです。これからゆっくり楽しませていただきます。(^^)


2025/05/11

アレとアレのおかげで復活しました☆

多忙と体調不良のためしばらく作業が止まっていましたが、『新装版 脳人形の館』kindle化の作業を再開しました。サイトのほうで「kindle版を新装版化する決心がつきました!」とご報告してからずいぶん経ってしまいました。(^^;) 言い訳を書きますと、家のレギュラーのアレコレ以外に、4月初旬まで町内会の会計関連の仕事が尾を引きまして、それが終わったとたんに体調を崩した次第で。その間ブログ更新もほとんど滞ってしまったのですが、ようやく気力・体力共に少しずつ戻ってきた感じです。

しかし! なんとKDPが3月からmobiファイルを受け付けなくなっていて、テスト中だったファイルのプレビューができなくて慌てたり(付録の編集に使ってるクリスペがmobiをエクスポートできるので、それをアップロードしてテストをしている途中だったんです~(^^;))、それなら、とKDPが提供しているkindle createをインストールしてみたら見慣れない機能がてんこ盛りで。ヘルプを首っ引きで格闘しているところです。なんかKDP初期の格闘を思い出します。(笑)

さて、それはそうと、体力復活のきっかけのひとつがエゾウコギというサプリというか生薬でした。製品は健康食品扱いみたいですが自分には効くのでご紹介します。

数年前からキューピーコーワαドリンクが自分にはテキメンに効くことがわかり、疲れがたまった時やイベント前後などに飲んでいたんですが、売りになってる成分がエゾウコギというもので。調べたら成分がこれ単品の錠剤があったんですね。ドリンクやキューピーコーワの錠剤(これはなぜか私にはあまり効きません)と比べると圧倒的に割安なので、試してみたところ……これが効く効く!(笑) 怖いくらいなのですが、おかげでいつもなら徐行運転になる日も動けるようになり、大変助かっています。

毎日飲んでも大丈夫なようなので、習慣になりつつあります。ネットや図書館でいろいろ調べたうえで、比較的安全なものかな、と判断しました。ネットでは連用すると慣れて効かなくなるとも見かけるのですが、規定よりだいぶ少ない量で自分には効いているので、効果が続いてほしいなーと思います。もちろん疲れを感じなければその日は飲まないで済むのですが、「疲れてる」「疲れそうな予定あり」の日が続いているもので、なりゆきのルーティン化です。

でもそのおかげで、母の通院同伴日が続いた先週もなんとか乗り切れました。(情けないことに80代の母よりバテるのが早かったりするのです(-_-;))まーこんなものにお世話にならずに済めば一番なのですが、とりあえず今はありがたしありがたし♥

…自分は近所のドラッグストアで400粒入りのを2000円ちょっとで入手したのですが、アマゾンだと少し安いみたいです。これ以外にも商品があると思います。ご興味がある方はどうぞ。(回し者じゃありませんので念のため(笑))

もうひとつのきっかけが……こちらは気力の復活になりますが……テレビでの『スターウォーズ』放映でした。久しぶりにターキンのお姿を見て……ああ、萌えってほんとにエネルギーですね!(笑) もともとピーター・カッシングに転んだきっかけがターキンだったので、芋づる式に劇場公開版のDVD(CG追加版との抱き合わせ商品しかないらしいです…)や小説版の『ターキン』にも手を出して萌え返しております!(小説は昔ちらりと覗いたことがあったんですが、入り込めなそうと敬遠していました。再チャレンジです☆)


もともと体力はないほうなのですが、力尽きてる時ってその事情をブログに書くことすらできないので、ずーっと沈黙が続いて持ち直したときに突然更新、ということになっちゃうんですよね。コンスタントに発信というのがなかなか自分には難しいです。でも今月26日はカッシング丈のお誕生日。できればそれまでには新装版『脳人形の館』kindle版をリリースしたいなーと思っております。

2025/03/04

2/28の日記から(ジーン・ハックマン訃報など)

ポメラに書いている個人日記から、ジーン・ハックマンの訃報を知った日の一部を転記します。ファンというのではありませんが、大好きな映画(『スケアクロウ』や『フレンチ・コネクション』)に出ている方なので、作品を通した思い入れがあり、訃報にしばし呆然としました。でも作品は永遠で、これからも折々見返すと思います。ご冥福をお祈りいたします。(訃報にも関係してるので別の話題のところから載せます)


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2025/02/28 07:00

カッシングブログの過去記事をひとつ追加(※引っ越し中のブログの事です)。なんとゲイティス兄がウィツタブルを訪ねる動画を紹介していた。意義のある仕事をした感じがして、とてもいい気持ち。こういうのが意味あるんだよ! と。

会計(※令和六年度は町内会の会計をやっていて、年度末の作業中)や確定申告みたいなカスの仕事を続けていると忘れる感覚。すごく落ち着いた。これこれ、こういう感覚なんだよ。ほしいのは。こういうのこそ「仕事」と言うんだよ! 自分の愛と一致した活動。それだよ。



2025/02/28 07:13

ジーン・ハックマンが亡くなったそうだ。しかも死後だいぶ経って発見されたらしい。ご夫婦が別のところで。お子さんもいらしたのに、別居だと気づかないものなんだな。なんとも胸の痛むお話。ちょうど「ジーン・ハックマンに似ている」が第一印象だったゲイティス兄の記事を移したところで妙な感じ。

リツイートできる訃報投稿がないか兄のTwitter(X)ページを見たら、昨年12月が最後の投稿だった。離れたのかな。自分にとってのTwitterとSHERLOCKの季節が終わった気がする。Twitterを使い始めたのはゲイティス兄がきっかけだったから。気がつけばツイッターを始めた当初お世話になった方々はだいぶXからいなくなっている。自分も投稿を減らしてブログ回帰してるので、抜けかかった歯みたいな状態。イーロン・マスクの買収あたりから違和感を感じているし、自然な流れなのかも。

2025/02/14

納戸部屋再生記録⑨:押し入れプラダン貼り

検討していた通り、開放して修繕・塗装した押し入れの壁に余っている防寒用のプラダンを貼りました。 襖がなくなり、押し入れ仕様の薄い壁が「ただの壁」になるので、少しでも断熱効果があることを期待(寒い部屋なので)。 ただしプラダンのこうした使い方は今のところ例を見ていないです。通気性はなくなるので、襖付きの押し入れとして使うならNGのはず(それを言うならペンキを塗った時点でNGのはず(笑))。試行錯誤の一環なので、問題が起これば外すつもりです。


2024/12/19

納戸の押し入れのプラダン貼り。予想以上に手間取って、上段の奥壁と右壁のみ。(枕棚上はまだ)。でも変わるんじゃないかな。こぎれいにもなったし。接着剤や両面テープは面倒になり、タッカーでとめた。このほうが外すことになっても後のダメージが少なそう。


塗装が白なので写真ではあまり変わらない。




2024/12/29 

納戸の押し入れプラダン貼りの残りを完了!ちょっと隙間が気になるところはあるけど大違いだ。ほんのりと温かい。むしろ他の壁より温かくなったんじゃないか? 何より、邪魔だった大きいプラダンがなくなってものすごくスッキリした。窓に立てかけてるのは冬が終わればどこかに収納せねばだけど、とりあえずそれまでに納戸部屋を再生だ。





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というわけでいちおう押し入れ再生ひと段落です。書いてる通り、部屋全体の再生は多すぎるタンスの処分とか(^^;)大仕事がてんこ盛り。もちろん他の仕事や日々の家事・雑事、ほかの部屋の片づけもあるので時間はかかりそうです。でもとりあえずここまでできたことでちょっぴり自信がつきました。

暑くならないうちにどこまで前進できるかなー。目標は設定せず、行き当たりばったりで続けます。エンジンかかるとわーっと進み、興味が離れると放置、の繰り返し。これが自分には合ってます。(^^)