AI関連でポジティブなほうの例を見ることができました。今さらですがオードリー・タンさん。新刊『PLURALITY』の宣伝を兼ねたインタビューですが、インタビュアーさんが有能で、見ていて触発的で面白かったので貼っておきます。
【人類に残る選択肢は2つ】台湾のオードリー・タンが語る次世代AI/民主主義のバグはプルラリティで解消/合意形成と速度の適切なバランス/言論の自由を守る仕組み/
新刊も読んでみたいですが、以前この方が話題になり始めた頃に買った本(▶『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』)を思い出し、昨夜拾い読みしました。ぜんぜん覚えてませんでしたが(^^;)、基本的な考え方はずっと変わらないんですね。小学生みたいなことを言っちゃいますけど、この「AIを合意形成に役立てるシステム」…というか「思考の枠組み」そのものが、気候変動とか、それこそ戦争・紛争の解決になんらかの形で応用されないかなあ。絡んでくる要素がまた変わりますけど。
もちろん自分が直面している問題はこの方が言及するものとは違うので、直接参考にすることはできません。それにコミュケーションて双方に「そのつもり」の了解がないと成立しないので、だいたい壁がある。そのへんのジレンマは、インタビュアーさんもちらりと含めて質問していましたね。
——でも、根本にある思考には影響を受けたいな、と思いました。最後のほうで「なんでそんなに楽観的なんですか」って質問がありましたけど、ほんとにそう思う(笑)。
翻って、今の自分が「できないこと」「できない理由」「不満」に目を向けがちだと自覚しました。というか、そもそも意識を向ける先をコントロールできると思ってねえじゃん、と。(^^;)
今さら育った環境を嘆いても仕方ないので(笑)、今持ってるリソース——なんにもないようで、当たり前だと思ってるものが実はたくさんあります。例えば今、パソコンとネット環境を持っていて、短くともブログを書く時間も、一応読み書きする能力もあることからして。それらの「持ってるもの」「できること」をベースに考える習慣を持てるよう、自分を再教育したいと思いました。
今回たまたまオードリー・タンさんでしたけど、大きく見て彼女も「その一人」なわけで、興味が向けば他にも前向きな情報が目に入ってくるはずです。(ネットではそれこそエコーチェンバー的な作用なのでしょうが、どうせなら良い方に作用してほしい)
思えば、AIについて気分がダークになってしまう話題は、だいたい生成AIのヘンな使われ方に関してです。そして「シンギュラリティ」の煽り方もなんかヘン。「AIはあくまでも人間を補助するツールである」(上記の手持ちの本にそういう小見出しがあります)というラインを人間が基盤にしていれば、使い方を間違うことは防げるはず。自分のような底辺消費者レベルでは大きな決定権はないとしても、小さな選択の場で、そこんところ——「AIは自分を補助する目的で使うものなんだ」——というところを意識していたいな、と思います。これ、じつはAIだけじゃないですよね。