2014年1月12日日曜日

救出過去記事・「あなたの」マーク・ゲイティス・インタビュー("YOUR Interview with Mark Gatiss" 日本語訳)

ええと、タイトルどおり、サイトの塩漬け記事の救出です。(一年分一ページという検索性無視の書き方をしていたので、役立ちそうなものは時々ブログに救出しております(^^;))

昨年秋に作った同人誌(『便利な男』)で、デパートのセルフリッジズ (Selfridges→日本語Wiki)マーク・ゲイティスさんのロンドンで好きな場所の一つであること、ディケンズがお好きなことなど言及したんですが…そのソースだったインタビューを過去に丸ごと訳していたので、とても好きな内容でもあるので、救出しておきます。同人誌のアフターサービス(?)的にすぐアップしたかったんですが、なんやかんやで年を越してしまいました。本の記事ではファンチャットか何かと書いてしまいましたが、下記のとおり、ファンから質問を募っての劇場主催の質問祭(?)でした。うろ覚えで書いてしまってごめんなさい!(^^;)コミケ新刊のミニエピソード本で言及した、依存的なのはシャーロックより「あきらかにジョン・ワトスン」という発言もこれがソースです)

では、以下は2012/10/13の日記からの救出です。(元記事から英語ページへのリンクが無効になっていたので、新たに探し出してリンクしなおしました。最初記事がなくなったものと思って焦りました!残っててヨカッター!(^^;))解釈違いなどお気づきの点がありましたら、ぜひご教示くださいませ。

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「あなたの」マーク・ゲイティス・インタビュー(2012/10/13)

来週(お誕生日の翌日10/18!)から始まるマーク・ゲイティス出演のお芝居、"55 days"を上演するHampstead Theatreが、先日ツイッターでマーク・ゲイティスへの質問を募っていて、今日(日付的には10/12)その回答がサイトに出ました。シャーロック関連のことも少し出てるので、ざっとですが大急ぎで訳してみました。よかったらどうぞ。(できる限り注意は払いましたが、勉強中の身デス。意訳含めて、解釈を間違ったところがあったらスミマセン!)
お芝居は清教徒革命の話で、役がチャールズ一世(清教徒革命で首をはねられた王様)なので、そのへんの質問が多いです。ラブリー(笑)なチャールズ姿の写真もある元のページはこちらです。長いのでここのページでは原文を省いておりますので、正確を期する場合はご参照ください。

チャールズ一世についてどう思いますか?人間として彼は好き?彼のなかで好きなところ、嫌いなところはどこ?
チャールズはずっと僕を魅了してきたんだ。僕は堅固なクロムウェル派なんだけどね!彼はたしかに驚嘆すべきところがあるし、少しも怖くはない。彼の議論は詰まるところ「だが私は王である」なんだ。すごく自信過剰で、鼻持ちならなくて、うざい。傲慢で、二枚舌で、暴君。だけど自分自身の考えを知ってる。

彼は最後には死を望んでいたと思いますか?祝福された殉教者チャールズ?
うん、そう思う。どんな疑念を抱いていたとしても、どんな不安が長い拘束のなかで彼の中に起こったとしても、最終的には静穏な境地に達したと思う。彼の信念ゆえに死ななければならないと理解していたことは恩寵だ。(※)そして彼の死に方は心からの賞賛に値する。威厳に満ちているよ。
※ここは自信がないので原文を添えておきます。(^ ^;)
A state of grace in which he knew he had to die for his beliefs.


チャールズ一世を別にして、王や女王で演じてみたいのは?
ジョン王、リチャード二世(自分は年をとりすぎてるけど!)、基本的に頼りにならないタイプ!続編でチャールズ二世なんてのもいいね…女王はまた話が違う。マティルダは女王に入る? (検索すると、Empress(女帝) Matildaという、ヘンリー一世の娘がヒットします。このことなのかな???)

あなたのこれまでのキャリアで一番のチャレンジは?
"55 days"がそれに一番近いに違いない。初めての王の役だし、魅力的で哀れなチャールズを創造するのは恐ろしいほどのチャレンジだ。仕事量や夜眠れないことや責任てことなら、そりゃあシャーロックだよ!

あなたとスティーヴン・モファットが創造したシャーロックの、どのエピソードがお気に入り?
ベルグレーヴィアの醜聞がダントツ。あれはまったく見事な作品だ。原作に敬意を払っていながら、そこから見事な外挿をしている。おかしくて、奇妙で、怖くて、スリリングで、そしてまったく感動的だ。

シャーロックの一つのシリーズを撮るのにどれくらいの時間がかかりますか?そしてセットにいるのは楽しいですか?
だいたい撮影に3~4ヶ月、その前に脚本を書いたり、準備をしたりに数ヶ月かかる。セットにいるのは楽しいこともよくあるけど、それだけの時間で三本撮るプレッシャーが意味するのは、それはきつくないってことはありえないってことだよ!

ジョン・ワトスンとシャーロック・ホームズでは、どちらが感情的により傷つきやすい・または依存的ですか?
あきらかにジョン・ワトスン。彼は戦争で負傷した退役軍人で、シャーロックに会ったときには目的もなくさまよっていた。ジョンは友達には堅固に忠実だけど、シャーロックの感情の欠落にはとても傷つけられうる。対照的に、シャーロックは情は強みにならないと信じている人間だ。だけどゆっくり、ゆっくりと、ジョンは彼を人間らしくしている。

シャーロック・ホームズを除いて、お気に入りの本は?
『大いなる遺産』!僕はディケンズが大好きで、これは彼の代表作だ。クリスマス・キャロルも大好きで、毎年読むんだ!ロバート・グレイヴスのClaudiusのシリーズと、最近はグレアム・グリーン。ワオ!

私たちはあなたがホラーを愛していることを知っていますが、これまで見た中で、心底怖かったのは?
"The Haunting"(1963) (『たたり』・ロバート・ワイズ監督作品)を初めて見たときは怖くて死ぬかと思ったよ!最近はほんの少ししか怖くないけど。Ringuが怖かった。もちろん!(『リング』・1998年作品。おお!邦画ではないですか!(笑))拷問もののポルノは吐き気がして我慢がならない。怖くないしね。だけど心底怖い思いをするのは大好きだ。すごく楽しい!

演技と執筆、どちらかを永遠にあきらめなきゃいけないとしたら、どちらを選ぶ?
選びたくないね。わるいけど!僕はずっと、したいことをすることを許されるという恩恵を受けてきた。それは書くことと演じることだ。それらは互いをいい具合に讃え合って、僕は双方に違う「筋肉」を使うんだ。

あなたに話す機会を得て光栄です、マーク!ロンドンで好きな場所(カフェ、公園、店、レストラン…)をあげてもらえますか?
ナショナル・ポートレート・ギャラリー。ハイゲート墓地。アッパー・ストリートのPasha(レストラン)。セント・ジェームズ・パーク。Selfridges(イギリスの高級デパート)!セント・ポール大聖堂。セント・ポール・チャーチの庭園。コヴェント・ガーデン。早朝のソーホー。ポスト・オフィス・タワー。(ロンドンで一番好きな建物)

本物のタイムロードがどこでも(そしてどの時代でも)行きたいところに行かせてくれるとしたら、どこへ行きますか?また、その理由は?
ずっと過去にとりつかれてきた。そろそろ未来に行くよ!ぼくらがうまくやれるかどうか知りたい。そして今から百年、二百年、千年後の世界はどうか。スリリングだ!過去ならば、ピューリタン革命の時代だな。絶対。それからエドワード朝のイギリス。だけど亡くなったゴア・ヴィダルが、昔はよかったと思ってるすべての人に言ったことを思いだそう。“One word: DENTISTRY”(「一言、『歯医学』」?意味がわかりませんが、大昔には今のような歯科の技術はなかったとかいうこと???ゴア・ヴィダルは今年7月になくなった作家・評論家・俳優・政治活動家で、ウィキペディアによると「アメリカ文学史上初めて同性愛を肯定的に扱った小説『都市と柱(The City and the Pillar)』の作者だそうです)

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