顔からなんとなくで描いてったのでポーズとか猫を入れるかとかはまだ試行錯誤中。(ぜんぜん違うのになるかも(^^;))二冊目はたぶんマーク君は出ないんですけど……書かない後日談かなんかでロンドンまで遊びに来て、イアンのとこに転がり込んだんでしょう。(もうなんでもあり)
あと、kindleのほうで予定していた新刊が遅れそうなので……代わりでもないですが、夏コミに落ちたうえにこれではなんだか夏が寂しいので、既刊の無料キャンペーンも久しぶりにやろうかな、などと考えております。といっても無料にできるものは限られてるので、前にもやったものになりますが……こちらもきちんと決まりましたらお知らせいたします。よろしくお願いします!
今日はほかに『回想のブライズヘッド』をようやく読み終わり。二次大戦時に所属中隊の宿営地、ブライズヘッドを訪れた主人公チャールズの脳裏に甦る、思い出の物語。学生時代に出会った美青年セバスチアン(テディベアを連れ歩いてる変わり者)の実家がブライズヘッド(の屋敷)です。この二人の話が軸で行くのかと思ったら……そうでもないんですね。深読みするとそうともいえるんですが。大河ドラマというか、絢爛なゴシップ物語というか。その裏にある価値観の問題は深みも感じるんですが、チャールズは主人公というより語り手で、読み手が共感するというタイプの描かれ方ではないんです。かなりいろんな体験をしてるのに、そこはスキップされていて。でも回想が終わるところでは、彼のタイムスリップ感覚を見事に共有させてもらいました。
解説に書かれてたようなこと(失われたハイソな文化へのノスタルジーとかカトリックへの姿勢とか)は自分はぜんぜん違う感じ方をしたんですが…いろいろ勝手に身近な問題と置き換えて共感できてしまう部分も多くて…たとえば、のちにはたから見たらどーしょーもない状態で海外を放浪するセバスチアンが、胡散臭いドイツ人を拾って助けるんですが……それまで人に世話されるばかりだった彼が他人の世話をすることでどこか救われてる、というあたりとか、聖女といっていい彼の母親がありがたくないあたりとか、ねじれてるけど「わかるわかる」というところがたくさん出てくるんです。それと、人の状態に対する一般的な評価と、それとは違う見方がある(この本ではその「違う見方」がセバスチアンの家の、そして作者の宗教であるカトリックと絡みやすいんですが、単に「別の見方」が存在すると言う意味で)という「リアリティ」とか。
普通の意味と違うかもしれないけど、ページターナーでした。映像化したものもYoutubeでいくつか切れっぱしを見てるんですが、「タイムスリップ感覚」は映像より文字のほうが味わえるかも。でも学生時代のチャールズとセバスチアンはミーハーな意味で映像のほうが楽しめそう(笑)…新しいマシュー・グード&ベン・ウィショー版と、80年代のジェレミー・アイアンズ&知らない人(すいません(^^;))の版が見つかり、個人的にはセバスチアンのイメージは古い版の人のほうが合うんですが、ウィショーさんが演じる後半も見てみたいなあ、とも思いました。新しいほうはレンタルもあるようなので、そのうちじっくり見たいです。(古いのはビデオしかないみたい…見たいなあ…)
あと! テレ東でこの間から始まったエレメンタリー、けっこう毎日のよーに録画して見ております♪ BBCが当たったから二匹目のドジョウとかなんとかはもう意識になくて(笑)、現代ものホームズという意識もほとんどなく、どっちかというと『名探偵モンク』と似た感覚で気楽に楽しんでます。あ、相棒の女性が医療的な必要性で一緒にいる、というのもモンクと似てますね。警部がいい男なとこも。(ストットルマイヤーもグレッグソンも素敵❤)事件の推理とキャラのドラマの二重奏、なかなかよくできてると思います。今まで見た範囲では正典ネタはほとんどないですが、自分的には楽しめればなんでもオッケーなので、久しぶりにテレビでチェックする続き物ができて嬉しいです♪
今日はほかに『回想のブライズヘッド』をようやく読み終わり。二次大戦時に所属中隊の宿営地、ブライズヘッドを訪れた主人公チャールズの脳裏に甦る、思い出の物語。学生時代に出会った美青年セバスチアン(テディベアを連れ歩いてる変わり者)の実家がブライズヘッド(の屋敷)です。この二人の話が軸で行くのかと思ったら……そうでもないんですね。深読みするとそうともいえるんですが。大河ドラマというか、絢爛なゴシップ物語というか。その裏にある価値観の問題は深みも感じるんですが、チャールズは主人公というより語り手で、読み手が共感するというタイプの描かれ方ではないんです。かなりいろんな体験をしてるのに、そこはスキップされていて。でも回想が終わるところでは、彼のタイムスリップ感覚を見事に共有させてもらいました。
解説に書かれてたようなこと(失われたハイソな文化へのノスタルジーとかカトリックへの姿勢とか)は自分はぜんぜん違う感じ方をしたんですが…いろいろ勝手に身近な問題と置き換えて共感できてしまう部分も多くて…たとえば、のちにはたから見たらどーしょーもない状態で海外を放浪するセバスチアンが、胡散臭いドイツ人を拾って助けるんですが……それまで人に世話されるばかりだった彼が他人の世話をすることでどこか救われてる、というあたりとか、聖女といっていい彼の母親がありがたくないあたりとか、ねじれてるけど「わかるわかる」というところがたくさん出てくるんです。それと、人の状態に対する一般的な評価と、それとは違う見方がある(この本ではその「違う見方」がセバスチアンの家の、そして作者の宗教であるカトリックと絡みやすいんですが、単に「別の見方」が存在すると言う意味で)という「リアリティ」とか。
普通の意味と違うかもしれないけど、ページターナーでした。映像化したものもYoutubeでいくつか切れっぱしを見てるんですが、「タイムスリップ感覚」は映像より文字のほうが味わえるかも。でも学生時代のチャールズとセバスチアンはミーハーな意味で映像のほうが楽しめそう(笑)…新しいマシュー・グード&ベン・ウィショー版と、80年代のジェレミー・アイアンズ&知らない人(すいません(^^;))の版が見つかり、個人的にはセバスチアンのイメージは古い版の人のほうが合うんですが、ウィショーさんが演じる後半も見てみたいなあ、とも思いました。新しいほうはレンタルもあるようなので、そのうちじっくり見たいです。(古いのはビデオしかないみたい…見たいなあ…)
あと! テレ東でこの間から始まったエレメンタリー、けっこう毎日のよーに録画して見ております♪ BBCが当たったから二匹目のドジョウとかなんとかはもう意識になくて(笑)、現代ものホームズという意識もほとんどなく、どっちかというと『名探偵モンク』と似た感覚で気楽に楽しんでます。あ、相棒の女性が医療的な必要性で一緒にいる、というのもモンクと似てますね。警部がいい男なとこも。(ストットルマイヤーもグレッグソンも素敵❤)事件の推理とキャラのドラマの二重奏、なかなかよくできてると思います。今まで見た範囲では正典ネタはほとんどないですが、自分的には楽しめればなんでもオッケーなので、久しぶりにテレビでチェックする続き物ができて嬉しいです♪