2015年11月19日木曜日

分冊版と明日からの無料配信のお知らせ+電撃小説大賞の講評

分冊版と明日からの無料配信のお知らせ

明日夕方から、マイルドBLシリーズ(?)スピンオフ短編『History...』の二回目の無料配信を決行予定です。同シリーズ既刊『ネガテイヴ・ケイパビリティ』分冊版も作ったので、そちらの上巻も無料配信させていただきます。合わせてお楽しみいただけたら嬉しいです。

分冊版はぎりぎりまで迷っていた表紙を今朝差し替えたりしたんですが、システム上は変更終わってるのになぜか商品ページの表紙が元のままで、今問い合わせております。詳細については明日きちんとまたお知らせしますね。

なにかあって明日書けないといけないので、念のためリンクしておきます。よかったらぜひ。

History: 低体温男子イアン・ワージングのハロウィーン [イアン・ワージングシリーズ]
こちらは24時間:11/20-21(午後5時頃開始・終了)

【分冊版・上巻】ネガティヴ・ケイパビリティ: 絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行 [イアン・ワージングシリーズ]
こちらは72時間:11/20-23(午後5時頃開始・終了)

期間が違って紛らわしいですが、よろしくお願いします。システムの具合で開始・終了時間が多少前後することがありますので、価格欄を確認して落としてくださいませ。

電撃小説大賞の講評

いろいろあって遅くなってしまったのですが、春頃に投稿していた電撃小説大賞さんの講評が少し前に届きました。一次通過作品にはすべて講評がつきます、と書かれていた記憶があって、たしか10月決定なのになにもこないので梨のつぶてだったかなー…と思っていたところでした。同人誌発表の長編もOK、で見つけた唯一のところだったので、多少無理は意識しておりましたが送らせていただきました。すみません。m(_ _)m kindleにする前に参考にしたかったので、講評を頂けて嬉しかったです。…というか、正直作品の傾向自体がこちらの賞の主旨に合わない自覚はあったので(かすかに、広い意味のJUNE要素があります。自分には必須なので(笑))、最後まで読んでいただけないかもと覚悟していました。なので、内容に具体的に触れていただいてる評を読んで、「本当に最後まで読んでくださったんだ」と妙なところで感動しました。丁寧な講評を頂けて感謝感激です。とても参考になりました。

作品は10年くらい前に同人誌用に書いたものを改稿したもので、オリジナルですが脇キャラでドイルせんせやホームズさん(他にもいろいろ)が出ます。同人誌でお読みいただいた方はあれだな、とお分かり頂けると思います。アレを送りました。無茶ですねえ(^^;)。でもパスティーシュではなく主役もストーリーもオリジナルなので、一度外の方に読んでいただいて、ご感想なりを伺ってみたかったのです。

お恥ずかしいですが、システム自体が参考になる方もおられるかもしれないので実物を載せます。こんな感じでお二人分の講評がいただけます。あとで手直ししてkindle版にするつもりなので、タイトル(変えるかもです)やネタバレになる部分はボカシを入れています。(べつにやらしい単語ではないです(笑))


全体はこんな感じ

評部分の拡大



比較的ご評価いただいたのは技術点(?)的な部分のようで、これは普段意識しないことなので想定外でした。一方欠点はお二人とも揃って「題材がこれでは読者が限定される」とご指摘いただいています。予想はしていましたが、自分としては元ネタがわかる方向けのパロディではなく、元ネタなど知っている必要はない物語として書いたつもりでした。ホームズは「架空の人物」、ドイルは「有名人」という点が物語の要素で、別のキャラクターでも替えられます。「ホームズネタ」もたしかにありますが、自分の意識ではそれはオマケで、ストーリーが立脚する要素にはなっていません。でもそこがなかなか通用しなかったようです。(個人的には、元ネタのあるものをその元ネタをよく知らずに平気で楽しんでたりするので、そういうのが自分には理想です。逆に、これはアレからもってきた、という答え合わせしか売りがないものは読者・観客として興味がなくて、あまりやりたいとも思わないんです。はっきりとパロディにするときは別なんですけどね。(^^;))

一方の方は元ネタ合わせでなく楽しめる部分を認めてくださっていますが、たしかに同人誌でも悩んだのはプレゼンテーションで、そこをご指摘いただいてるので自分の感じ方にも確信が持てました。同人では逆に「元ネタの認知度」のつながりで手に取っていただくしかなく、しかし手に取っていただくために入れたネタではなく、書きたかったのはパロディではない…という、まあいつものニッチなアプローチなので、できるだけ多数向けを狙うところで欠点になるのは至極当然です。

(だからこそやりたいというのがあるので難儀です。メジャー作品で面白いと思うものが少ないほうなので。(^^;)供給がないから自分で書く、というのはやはり同人誌のあり方ですね。いい悪いでなく。あえてそれを選ぶ以上は、読者が少なくなるというのは覚悟しなきゃいけない。そしてそれを商業の場に持っていけるのはすでにネームバリューのある場合だけだと思います。商業的に仕事をするというのは、関わる人たちの経済的な面に責任を持ち合うということですから、無謀な賭けはできないケースが多いのですよね。でもそれで成功するとは限らないのが難しいところ。そうでなければ、つぶれる商業出版社はないはずです。…いちおう出版社の端っこに勤めていた人間として書きます(^^;))

ともあれ、同人誌で発表済みの作品を受け付けていただける場は他にないので、書き直して送る場もなし。(イマドキ同人誌発表がいけないなんて、ちょっと首を傾げますね。切磋琢磨する場なのに)kindle版にするときには、ホームズが出てくるあたりは前面に出したほうがいいかな…?とも思いましたが、有名なものの名前が出てると、知らない場合に「知らないとだめなわけ?」という疎外感みたいなものが生まれやすいというのはあると思うんです。そこをうまくクリアできるような流れにできれば理想ですが…。純然たるパスティーシュではまったくないので、そこを期待されると肩透かしになってしまうし、やはりPR方法が難しいです。

(芯の部分でイメージソースと言えるものは、じつは同人誌のあとがきにはすべて書きました。ホームズではなく、あまり知られていない映画と古典作品です。これは読む方の予備知識に頼るという意味でなく、パクリでもなく、影響を受けて自分の中で発酵したらこうなった、という感じです)

…一番参考になったのは、読んだ方によって目をつける場所が違う、という、当たり前のことかもしれません。頭ではわかっていても、たまたま聞いたひとつの意見に流されたりすることがあります。たぶんそれを諌める(あるいは勇気づける)ために、二人分の評をつけるシステムにしてくださってるんじゃないかと思いました。(都合のいい解釈です(笑))
技術点(?)についてはあまり気にしたことがなかったので、少しだけ自信にもなりました。ある程度楽しめる、としてくださった部分をもっと広げつつ、かつ味を薄めることにならないよう工夫して(口で言うのは簡単(笑))仕上げていこうと思います。他の制作にもこれらのご指摘生かしたいです。

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