ようやく、ようやく……!
今朝ほど、kindle本を出させていただいているUSのKDPからメールが届き、なんと日本語でもオンデマンド本の出版が可能になった、と読めるお知らせがありました……! 読み間違いかしらんと日本語KDPのサイトを確認したところ、なんと「ペーパーバック」のボタンができているではありませんか!(狂喜)
電子書籍と共にオンデマンドで紙の本を販売できるオプションは、英語圏のKDPではずいぶん前からできていました。なのでずっと悔しさにハンカチを噛んでおりました……!
(ええと、kindle個人出版の日本語対応が始まる前に、一冊目の英語版宇宙探偵ホォムズだけ、USのKDPサイトに登録して出していたのです。日本語サイトのオープンはいつになるかわからなかったし、待ちきれなくて……(^^;) それだけに、「日本語KDPでは対応していません」というサービスのお知らせがドカドカ届いて辛かった……!)
待ちに待ってたことなので、時間が取れ次第さっそく対応を始めたいと思っています。ただ、すでに自前で紙版を刷ってフロマージュブックスさんやBOOTHで販売している『追憶のシャーロック・ホームズ』は、密林社さんに納品していただいていた頃にできた紙版のページがすでにあるので、アマゾンでもマーケットプレイスのアカウントを取得して出品してみようかな、と考えています。家庭の事情で対応が遅れておりますが、こちらも他の本のオンデマンドも、スタートしましたら改めてお知らせさせていただきますね。
☆近況:家庭の事情による遅延につきまして☆
じつは、6月に母が軽い脳梗塞を起こしまして、左側が不自由になり、入院・退院後はほとんどの家事を自分が引き受けるようになりました。とは言っても一人でなんとか歩行も話もできますので、リハビリを兼ねて洗濯物たたみなどはやってもらっています。
しかし自分で家事全般を仕切ってみると、これまでずいぶんお世話になっていたのだなあと思います。料理等はもともと好きなので苦にならないのですが、なにしろ要領がよくなくて時間が足りません。家事って「料理」とか「掃除」とかの単独タスクの寄せ集めではない、と改めて実感……マルチタスクをどうこなすかという問題ですね。(マルチタスク、自分はとっても苦手です。世の主婦・主夫の方々に頭が下がります……)
最初はてんてこまいでしたが、少しずつ手を抜けるポイントを探し、仕事の時間もちょっぴり取れるようになってきました。なので、自分の仕事(デスクワーク)のほうもできる範囲で再開し始めました。
(もともといろんな意味で在宅ワークが標準の身の上なので、コロナ禍で在宅の仕事への理解が広がったのは「不幸中の妙な幸い」……と感じています。家で仕事をする大変さを、やっと世の中がわかってくれた気がして……。ただ創作に関しては、執筆ペースが下がったのは「喫茶店=一人になれる場所」がコロナ禍で利用できなくなったことが、自分の場合はダイレクトに反映しています。もちろんワクチン接種後は行こうと思えば行けるんですが、家族に高齢者がいることを思うとやはり行く気にはなれないんですよね……)
イアンの新作が滞ったままで何より気になるのですが、じつは新しい試みとして翻訳企画も立ち上げてみました。(オリジナルの創作は、ある程度まとまった時間がとれないと自分には難しいのですが、翻訳は細切れの時間でも進められるので……家事の合間のリフレッシュの意味でも自前企画を立ててみた次第であります。請負仕事だと締め切りがあるので「リフレッシュ」などとのんきなことは言っていられませんが、自前企画なら緊張せずに済み、自分に合っている気がします)
「立ち上げた」などというような大袈裟な企画ではありませんが、なんらかの形にできればと思います。
イベント参加もできず、なかなか新刊予告もできない状況が続いて残念ですが、こんな感じでひっそりと活動は続けております。(じつはこういう、人様の目に触れない「水面下」の作業こそが、「活動」のメインの中身なんですよね☆)今後ともどうぞヨロシンクお願いします。(^^)
そうそう、昨日期日前投票にも行ってきました。世の中にまとめて噴出している感のある数々の問題点、少しでも変えていければいいなあ…と、ゆるい期待を込めつつ……。