2025/03/04

2/28の日記から(ジーン・ハックマン訃報など)

ポメラに書いている個人日記から、ジーン・ハックマンの訃報を知った日の一部を転記します。ファンというのではありませんが、大好きな映画(『スケアクロウ』や『フレンチ・コネクション』)に出ている方なので、作品を通した思い入れがあり、訃報にしばし呆然としました。でも作品は永遠で、これからも折々見返すと思います。ご冥福をお祈りいたします。(訃報にも関係してるので別の話題のところから載せます)


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2025/02/28 07:00

カッシングブログの過去記事をひとつ追加(※引っ越し中のブログの事です)。なんとゲイティス兄がウィツタブルを訪ねる動画を紹介していた。意義のある仕事をした感じがして、とてもいい気持ち。こういうのが意味あるんだよ! と。

会計(※令和六年度は町内会の会計をやっていて、年度末の作業中)や確定申告みたいなカスの仕事を続けていると忘れる感覚。すごく落ち着いた。これこれ、こういう感覚なんだよ。ほしいのは。こういうのこそ「仕事」と言うんだよ! 自分の愛と一致した活動。それだよ。



2025/02/28 07:13

ジーン・ハックマンが亡くなったそうだ。しかも死後だいぶ経って発見されたらしい。ご夫婦が別のところで。お子さんもいらしたのに、別居だと気づかないものなんだな。なんとも胸の痛むお話。ちょうど「ジーン・ハックマンに似ている」が第一印象だったゲイティス兄の記事を移したところで妙な感じ。

リツイートできる訃報投稿がないか兄のTwitter(X)ページを見たら、昨年12月が最後の投稿だった。離れたのかな。自分にとってのTwitterとSHERLOCKの季節が終わった気がする。Twitterを使い始めたのはゲイティス兄がきっかけだったから。気がつけばツイッターを始めた当初お世話になった方々はだいぶXからいなくなっている。自分も投稿を減らしてブログ回帰してるので、抜けかかった歯みたいな状態。イーロン・マスクの買収あたりから違和感を感じているし、自然な流れなのかも。

2025/02/14

納戸部屋再生記録⑨:押し入れプラダン貼り

検討していた通り、開放して修繕・塗装した押し入れの壁に余っている防寒用のプラダンを貼りました。 襖がなくなり、押し入れ仕様の薄い壁が「ただの壁」になるので、少しでも断熱効果があることを期待(寒い部屋なので)。 ただしプラダンのこうした使い方は今のところ例を見ていないです。通気性はなくなるので、襖付きの押し入れとして使うならNGのはず(それを言うならペンキを塗った時点でNGのはず(笑))。試行錯誤の一環なので、問題が起これば外すつもりです。


2024/12/19

納戸の押し入れのプラダン貼り。予想以上に手間取って、上段の奥壁と右壁のみ。(枕棚上はまだ)。でも変わるんじゃないかな。こぎれいにもなったし。接着剤や両面テープは面倒になり、タッカーでとめた。このほうが外すことになっても後のダメージが少なそう。


塗装が白なので写真ではあまり変わらない。




2024/12/29 

納戸の押し入れプラダン貼りの残りを完了!ちょっと隙間が気になるところはあるけど大違いだ。ほんのりと温かい。むしろ他の壁より温かくなったんじゃないか? 何より、邪魔だった大きいプラダンがなくなってものすごくスッキリした。窓に立てかけてるのは冬が終わればどこかに収納せねばだけど、とりあえずそれまでに納戸部屋を再生だ。





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というわけでいちおう押し入れ再生ひと段落です。書いてる通り、部屋全体の再生は多すぎるタンスの処分とか(^^;)大仕事がてんこ盛り。もちろん他の仕事や日々の家事・雑事、ほかの部屋の片づけもあるので時間はかかりそうです。でもとりあえずここまでできたことでちょっぴり自信がつきました。

暑くならないうちにどこまで前進できるかなー。目標は設定せず、行き当たりばったりで続けます。エンジンかかるとわーっと進み、興味が離れると放置、の繰り返し。これが自分には合ってます。(^^)

納戸部屋再生記録⑧:押し入れ上段塗装フェーズ〈2〉

 

11月29日 押し入れ上段ペンキ塗装本番!

ついに納戸部屋の押し入れペンキ塗り! 雪が降ったよう。





中板の上は作業スペースのため塗ってないので、乾燥後に追加で塗りたい。もしくは余ってるクッションフロアでも、と思ったが、たぶん面積が足りない。とにかく一歩前進!


2024/12/03

午前に納戸押し入れの中板上・下段奥と床に追加塗りのためのアク止め塗り。塗る前の荷物移動と養生のほうが大変だった。塗るのはあっという間。ともあれ明日の本塗りが楽しみ。ただ、下段をやってるときに右の股関節が攣ってしまい、余韻でまだ痛い。足が組めない状態。参ったな。


アクどめ剤塗装後


12月4日 納戸押し入れ最終塗装!

午後に予定通り押し入れの塗装。さすがにきれいになった。最後にトレーに残ったペンキを上段に塗ったときに新聞紙をずらして踏んでしまったらしく、下段の端に貼り付いてあとからアク止めごと剥がすことになってしまい、塗り直したところがちょっとでこぼこでくやしい。でも素人にしてはよくやったんでは。押し入れにペンキなんか塗っていいものかと半信半疑で進めたから、遠慮してるところが少し透けてるけれど、youtubeで工具企業監修の押し入れ塗装動画を発見し安心する。3回塗り推奨だそうだ。下段床は結果的にアク止めをやりなおして3回塗りになったから、一番きれいかもしれない。これが標準なのか。


ペンキ塗装後


夕方養生を剥がしたらすごく素敵になった。中のものの入れ方も、戸がなくなったから「見える収納」並みに荷物の割合は5割としたい。


養生はがし後。コントラストが美しい!
早く手前の荷物をなくしたい。

納戸部屋再生記録⑦:押し入れ上段塗装フェーズ〈1〉

 

11月22日 押し入れ上段パテ・枕棚奥板貼り

早朝に追加のアク止め剤とペンキを注文。アク止めは一回塗りで済む「ヤニ・アク止めシーラー」を選んだ。2リットル。他にもトイレや洗面所の棚板とか塗りたいところはあるし。押し入れの下段もペンキが薄く、床はアクが出ているので塗り足したいし。乾燥は6時間で済むらしい。夢のよう。なんでアク止めはアクドメールと思い込んでたんだろう(名前のせい?(笑))。最初からよく調べればよかった。まさか二回塗り、24時間待たねばならないとは。時間がかかる上に透明で、塗ったところと塗ってないところの見分けがしにくい。使ってる例を検索するとたいていは砂壁だ。下地強化にはこちらのほうがいいのだろう。古材のところに塗っておこう。


押し入れ上段右壁の板のすき間に壁パテ塗り。




枕棚上の奥壁にも板を貼る。



2024/11/28 アク止めシーラー塗装


押し入れのアク止め剤塗装。筋交いバケで細かい所から塗っていく。



塗り終わったところ。なかなかムラだらけだが、いちおうすべて塗れた。天井板が動くのでびっくり。ここも点検口になっていたんだ。おかげで力を加えると板が浮いて塗りにくい。一番気になる隅が薄くなってしまった。

でも白い色がついてるので、塗ったところがわかりやすい。透明のアクドメールでは天井に近い暗い所は無理だったかも。




天井は塗ったところに帽子が当たってしまう。刷毛で塗ったところもローラーの端でこそいでしまう感じがあったり。狭い所はやりにくい。

とにかく全体はこんな感じ。出した塗料はボトルに戻すなと書いてあるので、使い切るため残りを薄く見える所に刷毛で塗りたくり、ムラがひときわ。でも白なのでアク止めだけでも明るく見える。完成が楽しみ!




 

【おまけ・自分にご褒美】
午後は洗剤などの買い出しついでにドトールで30分ほど自分にご褒美時間。先日古書市でゲットした『コロサス』を同伴。おやつに焼き菓子はやめてナッツ菓子にした。100kcalほど。体を意識した小さな選択。入った時は空いてて良い席もとれ、ラッキーだったけど、本にはなかなか集中できず。やること多いからなー。スマホをチェックしたら町内会長からメールが来ていてげんなり。週末のこと。でも面倒見の良い会長で助かっている。これもあと4カ月で終わるのだ。

自分にご褒美時間。こーいうのはマメに必要です♡

納戸部屋再生記録⑥:押し入れ上段修繕フェーズ

 

11月19日 押し入れ上段着手

押し入れの上段に着手。入れていた荷物は下段に下ろして、写真は出してひとまとめに。掃除機をかけ、枕棚をロボット掃除機に掃除させつつ別室で休憩。見に行った時、ちょうどロボット掃除機が落ちてきたが壊れず、無事に動く。

続いて再度掃除機と、畳用ウェットシートでできるかぎり拭く。右壁はやはり浮いていて亀裂が入っているので思い切って剥がした。


浮いていた薄板をはがしたところ。


奥の右側は薄板が裂けてはいないが浮いているので、手抜きプロ(?)の要領でこの上から板を重ねて貼ることに。両方の面積を測る。セリアの45×30の板に換算。15枚必要。通販を調べたが、やはり大きなベニヤ等を買うと高上がりなので午後に100均を見に行くことに。


奥壁は剥がさず重ね貼りにする。

 

食後早めに出て、キャンドゥで良い板を見つける。サンドイッチの合板ではなく丸ごと板。ただし8枚で、店員さんに聞いたがこれで全部とのこと。セリアの板が補充されてないのを確認し(これは私が買い占めた)、隣駅のセリアに行く。こちらもサンドイッチでない板になってた。タイミングかな。結果的に下段と上段で板の構造が変わることになる。でも今回のほうが、横に切ったときに砕けにくそうだし、裏面に吹いた防虫スプレーが表側にも浸透するかもしれない。


2024/11/20 荷物整理

納戸部屋の荷物を片付け。袋だけやたらデカかった父の葬式関係書類、祖父の写真額など中身を出して汚れた袋を処分。コンパクトになって動かしやすくなった。ついでにいろいろ断捨離・掃除して、最後に押し入れ上段にハッカ油入りエタノールをスプレーして消毒。良い香りになってお祓い(?)ができた気がする。




2024/11/21

板貼りを終え、パテ塗りまでやった。パテがなくなってひとまず終了。まだ隙間はあるのでできれば壁パテではなくウッドパテでやりたい。100均でいいから買ってこようかな。どうせねじ穴も埋めるし。


かすかに雨なので室内で板をカット。
刃を寝かせると楽なことがわかった。

貼り途中


上段右壁も貼り終わり。
なかなか美しい。

右奥の壁も。


枕棚上の右奥、角の角材がとれていたので補修。



すき間にメッシュテープを貼り、木工用ボンドで角材を戻す。
使われてた釘はうまく打ち込めなかったのでここまで。



パテ塗り後


とにかくこれで明日アクドメールを塗り、明後日ペンキという流れでいいと思う。問題はアクドメールとペンキが足りなそうな事。まあ追加して塗ればいい。ペンキが綺麗に見えるのはやはりたっぷり塗ってるからだ。下段は薄すぎる。目立つところをまずは塗り、あとから追加をすればいい。


セリアに行ったら板が補充されていて歓喜。3枚買う。壁パテも5つ。ウッドパテがなくて残念。割高だけどすぐに手に入るのはありがたい。ついでにチーズケーキを買い帰宅。板と枕棚上の壁に防腐スプレーをしてからおやつに食べる。

その後すき間のパテ塗り。目立つ部分の作業だけで暗くなってきたので切り上げる。体力も限界。


2025/02/06

納戸部屋再生記録⑤:押し入れ下段塗装フェーズ

 パテ埋め/アク止め/ペンキ塗り


11月14日

午後は母の通院に同伴するので、夕飯と翌日分を視野に入れて大鍋で豚汁を仕込む。続けて押し入れに貼った板の隙間をパテ埋め。一時間ずつくらいで早お昼の時間に。



2024/11/16 

押し入れの原液アクドメール塗装を済ませる。その前に壁パテの紙やすりかけ。面倒だったけどやってみたらけっこう面白い。とてもなめらかになる。ただ、奥の壁右側は下半分だけ板を貼ったのだけど、その上の薄板が波打ってきた。乾いたら戻るといいんだけど。


左の境界がぼやけているのがやすり後。

アクドメール後。右側奥の壁が波打っている。




 念のためその上にも板を貼ろうとセリアに寄ったら、このタイプの合板は在庫ゼロ。私が買い占めてしまったんだな。(^^;) セリアは他に近場にないかなあ。まあとりあえず塗ってしまって、あとから貼っても良い。


2024/11/17

押し入れ下段ペンキ塗り完了! ムラはあるけど満足。上段に塗料を残したいので二度塗りはしないけど、なんならもう一度塗ってきれいに仕上げてもいい。でもプラダンを貼るならこれで充分。(※追記・プラダンが余ってたので、貼っちゃえば断熱に多少効果あるんでは? と考え始めていました)


ペンキ塗装前

ペンキ塗装後



2025/02/05

納戸部屋再生記録④:押し入れ下段修繕フェーズ〈2〉

だいぶ間があいてしまいましたが、昨年の押し入れ修繕記録の続きです。例によって個人日記からのコピー。独り言文体です。(わかりにくいのでこのシリーズ(?)の記事には通し番号を振りました)


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パテ塗り/板貼り


11月13日(水)

押し入れが大いに前進!プラン通りだけど、亀裂部分のパテ塗りと板貼りをした。ゆがみのせいで板の間に隙間が空くのでそこもパテしたいけど、それはまた今度。ゆがみ分を斜めに切ったり、思いついた改良もしてみた。

 

朝の状態。ここから始める。



木口への防腐スプレー、重ねればやりやすいと気づきやってみた。


ダイソーの300円タッカー。
衝撃に備えて一番ごついゴム貼り手袋。まったく痛くない。

ちゃんと使える!


ダイソーのタッカーは大活躍。下地のあるところもきちんと入る。これがなかったらこんなペースではできなかったと思う。第一希望のスチール製のはなかったのでどうかなと思ってたけど、買っておいてよかった♪


仮当てして出した下地のある部分にラインを引く。


パテ用。プラへらにアルミホイルを巻いてパテを乗せた。

ヒビ周辺をパテ塗りしたところ。


レシプロソーでカット
(刃はついてない状態でパチリ)

枝切り用に追加で買ったレシプロソーの替え刃が優秀。縦はきれいに切れる。ただ、横に切ろうとすると砕けやすい。


板の裏に木工用ボンドを塗り、タッカーで留めていく。


右壁に横板を貼ったところ。

奥壁もパテのない左側から貼っている。



上に少し隙間。

すき間を埋める板。歪みも含めて切り出し。



本日の成果これまで。

買い込んでいたすべての板を貼ることができた。素晴らしい!自分を褒める日! お疲れさまでした!

2025/02/01

充電式乾電池を区役所の回収箱に入れに行ってちょっと思ったことのおぼえがき。

昨日の個人日記より抜粋・加筆。

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買物で久しぶりにちょっと遠いスーパーまで行ったので、ついでにそこから近い区役所に寄って、しばらく持ち歩いていた充電式乾電池をごみ出しした。改めて調べたら、うちから歩いて行ける回収箱は区役所しかなかったので。処分できなくてずーっと家にたまっていた。

回収場所は、二階の隅の窓口のカウンターの上にある小さな箱回収場所があんなところにしかないなんて衝撃だ。区役所が開いている時間にしか出せないじゃないか! 形ばかりの回収だな、という印象を受ける。それだけ出しに来る人も少ないだろうと。閑古鳥が鳴いていて本気度が感じられなかった。そもそも捨てる頻度が少ないことが利点の商品ではあるのだが、処分にこんな手間がかかると、もう使い捨てのほうが楽でいいや、と思ってしまう。(少なくとも使い捨て乾電池は普段のごみ回収に出せる)

回収の利便性を上げれば、充電式の利用が増えてエコなのでは。行政によるエコロジーのコントロールって、口先できれいごとを呼びかけることではなく、こういうシステムの問題だと思う。既存の使い捨て乾電池業界の利権を守るためにこんな隠れるような形でしかできてない、という理由が反射的に頭に浮かぶ。私の妄想ならいいが、それに近いことだとしたら残念過ぎる。

電池の問題は一例にすぎない。より望ましいほうへ変えていくには呼びかけよりシステムだと思う。環境問題はもうお尻に火がついてるのだから、「手間かけてる人はエライ」なんてイメージにしては負け。自分のような天邪鬼にはかえって手が出しにくい。「エコロジーな生活のほうが楽」なシステムにしていくのが行政の仕事のはず。


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もちろんいろいろなされているはずで、その途上を見ているわけです。それでも今現在、「一市民の目にこう映った」ということを書いておきたいな、と思った次第です。

2025/01/29

『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』感想

久々のジョディ・フォスター主演作鑑賞

年末年始のあたりでまとめ借りした、映画じゃなくて海外ドラマです。ジョディ・フォスター主演ということで借りました。アラスカを舞台にした、オカルトホラーっぽい味付けの警察ミステリーです。(正確には昨年11月に1巻だけ借り、続きを正月休みにイッキ見しました☆(^^))

フォスターの役は、アラスカの地方警察署長リズ・ダンヴァーズ。(英語でも濁音多いと強そうとかあるんだろうか?)人当たりが悪く、優秀ですがなにかと嫌われるキャラ。なんか安心します(笑)。研究所員の大量死亡事件(これがすごい絵ヅラ)から始まりますが、全体に「ホラーに寄せたツイン・ピークス」といった雰囲気でした。オチの方向はまったく違いますが。

個人的には、ジョディ・フォスターの美貌最盛期と思っている『コンタクト』を昨年見返したばかりだったので、表情によって口の周りに「おばあさんジワ」が現れるのがちょっとショックでした。(^^;) それだけ時間が経ってるんですね。でもやはりきれいです。表情の作り方とか、変わりませんね。制作総指揮になってるせいか、作品全体にもこの方の個人的なポリシーが現れていて……フェミニスト的な切り口、レズビアンが普通に出てくるところなど印象的でした。そこらへんも「今どき」なのかな。

ただ、ダンヴァーズや部下の女性警官ナヴァロ(演じるカーリー・レイス元ボクサーとのこと。「元」か「現役兼業」かは不明ですが、とにかく個性的でパワフルです!)のラブ・ライフが、まるで男性刑事もののパターンをそのままひっくり返したみたいでちょっと鼻につきました。捜査の影響で情緒不安定になり、ラブシーンでは憂さを晴らすようにアグレッシブ。逆に男性は徹底的に受け身。そのへんもこれまでの「男女の固定イメージ」をひっくり返そう、というカウンターパンチなのかもしれません。まあ、個人的にはことさらラブシーンを入れる必要は感じないのですが……。(やっぱマーケティング的に必要なサービスなのかなー…???)

でも、対等であるために「女性が男(それも特定の種類の男)っぽい攻撃性を持つ」ことが必要とされるようなイメージは定着してほしくないなー……と個人的には思います。(まあそういう女性キャラばかりではなかったですけどね☆)でも、少なくとも女性が知的で自主性を持ってるのは当たり前、という描かれ方で、いい意味で「カルチャーショック」でした。(日本ではそう感じてしまうのがちょっと悲しい)

あ、余談ですが、ダンヴァーズの上司役の人がどこかで見たような……?と思ったら、以前『ドクター・フー』をやってたクリストファー・エクルストンでした! 貫禄出ましたねー。ちょっと別人のようでビックリです☆ 

そしてナヴァロの恋人クアヴィク役のジョエル・モングランド(読みはこれでよいのかな?)という方、髭もじゃのハンサムで、そのうえ包容力がある美味しい役でした。すごく印象的だったので調べたら、カナダの先住民族の俳優さんらしいです。いきつけのallcinemaさんでは省かれてるので、メモとしてウィキのリンクを貼っておきます。▶Joel Montgrand(Wikipedia) 

半端に悪役みたいな悪徳警官(?)役のジョン・ホークスも、「いかにも私みたいなオタクっぽい女子に受けそう」(笑)な色気のある俳優さんでした。作中では元ミュージシャンという設定で歌も披露してましたけど、実際そうらしいです。フィルモグラティーを見ると知らないうちにお若い頃を目にしていたらしく……いろいろ年月の経過を感じます。


覚えておきたい台詞

それはそうと、ジョディ・フォスターのいい台詞があってメモしてしまいました。

"We're just not asking the right questions. We will. We'll find it." 
(字幕)「質問が正しくないだけ 見つけるわよ いずれね」

彼女が演じる警察署長ダンヴァーズは、部下に質問させて推理や話を進めます。的はずれな質問だと「質問が違う。やり直し」とぴしゃり。これ、応用が利くなあと思いました。よく「大切なのは正しい疑問を見つけること」と言いますよね。一人ブレインストーミングをするときにパクりたいです。(笑)


ホラー的な絵ヅラもあるので苦手な方にはお薦め勧めできませんし、ラストも賛否両論かと思います。個人的にはイマイチスッキリしませんでしたが——ある意味社会派なのかな?——でも、謎に引っ張られ最後まで見てしまいました。一部明かされていない謎(というか設定)があるのが気になります。

とにかく久しぶりにジョディ・フォスターの新作を見られて、現役でがんばってらっしゃるのが嬉しかったです♪


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