さて、本日の二本目は鳥の萌え話。もとは小説で書いてるイアンさんのモデル話としてジョナサン・アリスさんの情報と一緒にひとつの記事だったんですが、こっちが長くなりすぎたので分けました。(たぶん需要は「その1」のほうがあるかと思いますが(笑))
かなり気楽なイメージソース話なので、のんびりおつきあいくださいませ❤
…じつは下書きしてあったのですが、今朝の朝刊でスコーンと持ってかれた本を先に貼ります。書評欄の下にこんな本の広告が入ってたんです。なんという偶然。幸先いいぞ♪(?)
…このブログにはアオサギネタを書いたことがあったか覚えてないんですが…昨年あたりから近所を散歩するといつも遭遇するアオサギさんがいまして、これがかっこよくて、いつも会うのを楽しみにしてるんです。漢字では青じゃなくて「蒼鷺」って書くんですね。近所にいる個体は青というより灰色のイメージが勝っています。
ご近所のアオサギさん。昨年夏頃撮ったシラサギさんとのツーショットです。
兄さんかっこいいじゃんシュッとしててさー❤
(いや、メスかオスかは不明ですが(笑))
でもよく見るとわりかしコワイ顔してます。鳴き声も「ギャーッ!」って感じで、大きさもあって飛ぶ姿は鳥というより羽毛の生えた翼竜です。
こちらはこの冬に撮ったもの。昨年とは同じ個体かどうかわかりません。寒いとこんなポーズでくちばしを羽に入れて、片足も曲げてます。体温が逃げるのを極力防いでるんだとか。一緒にいるのはカワウさん。
…エジプトでは、アオサギに生まれ変わる呪文があるとか、以前ツイッターで回ってきました。見ていて人間くさい印象は受けるので、そういう想像が膨らむのは大納得!であります。
人間が嫌で、いっそアオサギに生まれ変わりたいと思っている人に朗報! 古代エジプトの『死者の書』にアオサギに変身するための呪文がある。これを覚えておけば、死んだ後、アオサギとして復活できる。写真にあるのがその全文。左から右に読む。 pic.twitter.com/6XttPtSozp— Matsunaga Katsutoshi (@heronsdream) 2015年8月26日
…で、冒頭でご紹介した本なんですが……添えられてたコピーが衝撃で。
「なぜアオサギは不気味になったのか?」
ええっそうだったんですか!?ひたすらかっこいーなーと思ってたんですが!(^^;)
…商品説明をよく読んでみると、どうも日本と西洋の文学作品に出てくるアオサギのイメージが違っているそうで、そこを書いてる本みたいです。Amazonによると、
西洋でのイメージ→「孤独、孤高、精悍なアオサギ」
日本でのイメージ→「火を吐く妖怪、不気味で憂鬱なアオサギ」
…なのだそうです。自分は文学作品で読んだ覚えはなく、実物のルックスやしぐさからのイメージなのですが、どっちかというと西洋のアオサギに近いイメージ持ってたらしいです。でも「不気味」もわかる気がします。近くで見るとたしかにコワイ。(「火を吐く妖怪」までは想像できなかったけど(笑))もしかして、日本でのイメージは近くから見た姿・もしくはディテール込みで、西洋では遠くから見た姿を鑑賞してるんじゃないかしらん?
…エッセイなのかもですが、資料になりそうだったらほしいな~、なんて思った本でした。図書館にはないようなので、本屋さんで実物確認するしかないなー。こういう本置いてるのは大きな書店でしょうか。チェックしたい本のリストに加えます♪
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…イアンとのつながりは、最初からイメージソースというより散歩中に見て「あ、なんとなくイメージ重なるな」と気づいて、それ以降はなんとなくイメージしています。色合いとか、ちょっとかっこつけてて孤高な感じ(?)とか、なのにときどき間が抜けてるとか。最近は特に絵に描くときに意識していて、先日の表紙などかなり似せたつもりなんですがどうでしょう…。(と鳥と並べられても)
加えて、イアンがよく通っている(という設定の)ロンドンのキューにある国立公文書館(National Archives)の前の池にもアオサギがいるらしく、だいぶ前に写真を偶然見つけました。イアンとアオサギはいろいろ縁があるようです。…ナショナル・アーカイヴスについては別のネタもてんこ盛りなので、また改めて書きますね。
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