2014年2月9日日曜日

SHERLOCK シーズン3 三本通した感想(ネタバレあり)

感想の前に…日本ストアにもPAL盤DVD現れましたね☆
出品者により価格や配送時間が違うようですので、もしご利用の際はご確認を。



ついでにUK(左)とUS(右)も再度貼っておきます。配送時間が少々かかるのと、
価格はレート次第というところはありますが、お得なことも多いので…。

  


ネタバレありというか、見た方でないとわけわからない書き方(^^;)になると思います。スイマセン。とりあえず、吐き出したいので!念のためまた白文字にしておきます。(選択すると文字が反転して現れます)日本放映が済んだら黒文字にします…忘れなければ。(笑)

↓ここより感想(選択すると文字が反転して現れます)
【2014/5/25追記・放映に伴い黒文字にしていきます(笑)】

昨夜第三話の"His Last Vow"をDVDで見ました。あまり止めずに見たので、細かい台詞の妙技は拾い損ねてるかもしれませんが、とにかく「確認」したかったんです。一番の感想は「安心した!」でした。これでこのシリーズを失わずにすむ!

大げさでなく、第二話を見たあとは、本気で心配していました。もうあれほど夢中にはなれないかもしれない。これも「あそこでやめておけばレジェンドになったのに」という一つになってしまうのか。シーズン4があることはすでに聞いているけれど、それを(また二年間?)待つという楽しみはもう味わえないかもしれない。ぶっちゃけコミケの申し込み締め切りが迫っているので、ジャンル変えようかな…くらいまで覚悟しました。(まあそれはおまけですが(笑)、自分のなかでは「同人誌を作りたくなるくらい夢中になれる対象」を失うことは、一時的に体の一部がなくなるくらいの喪失感なんです!)

でも一番あったのは、「この幸せは永遠に続くと思ってたのに」(笑)終わってしまう、という深い悲しみの予感でした。(つまりは、脚本家さんたちをあまり信用していなかったということになります(笑))第一話は、じつはネタバレありの感想を(個人的なメモのために)書いてありました。でも第二話のあとは、書く気になれませんでした。もし「このまま」いくなら、確実に自分には楽しめないものになってしまう。その心配が先に立って、果たしてそうなのか、確かめずにいられなかったです。


…そしてみごとに裏切ってくれました!今思うと、US、UKストアのレビューで見た酷評は第三話を見る前に、矢も盾もたまらず書き込まれたものでは?とも思えます。たしかにそれにふさわしいもので(^^;)、第一話、第二話でリアリティーのレベル(フィクションとしての)が桁違いに下がってた(爆)んですが、第三話はもうアバンタイトルから空気が違う。SHERLOCKクオリティーに戻ってます。ここでもう、安心しました。ちょうどTwitterで四つの単語で抽象的に感想(?)をつぶやいたので、それに合わせて並べます。


第一話 "The Empty Hearse"

見終わったときの気持ちは「疑い(Doubt)」。もしかしてだめなんじゃないか、という疑い。ただ、希望はメアリーが賢すぎること(スキップコードを一目で見破るのは違和感が)と、シャーロックが彼女を観察したときに「Liar(嘘つき)」の文字があったことでした。そして最後に出る謎の人物。事件については、正直今でも「もう少しできたんじゃないの兄!」と思っています。みんなが気にしていたクリフハンガーの種明かしもイマイチ盛り上がらない。アンダーソンに説明するシーンが彼の妄想でないとすれば、アンダーソンが言った「ちょっとがっかりした」がまさに当てはまります。しかしアンダーソンのことまでファーストネームで呼ぶほど「人間に」なろうとしてるのかシャーロック…。(繰り返すようですが、あれが「フィリップ」の妄想でないとすれば。なんかそう見えちゃうんですよね(^^;))
…なにより、タイトルがぜんぜん活きてない。【追記・失礼!見つけました!Hearseに「鉄道俗語」で「車掌車」の意味があるそうです(>リーダーズ・プラス)あの兄上が掛詞しないわけがないですね(^^;)】「自分ならこうする」がドトーのように脳内にあふれました!でもシャーロックもジョンもいたぶってくれたり、サービスはもう存分に。何度でも見られるでしょう…。(笑)

第二話 "The Sign of Three"

なかば諦め(Resignation)」。第一話で期待したメアリーの要素が出てくることなく、あまりに「いい嫁」のまま、しかもあまりに都合よく収まること。感傷的すぎて謎解きも付けたり。「普通の人間修行」するシャーロックのラブリーなシーンがいっぱいで、結婚式をテーマによくまとめたとは思うけれど、「でもSHERLOCKでこんなものが見たかったんじゃない」感がありあり。 しかもタイトルの絡め方がこれか、という失望
胸に響いたのは、シャーロックの「本物の子供ができたから、もう僕は必要ない」の台詞と彼らの無言で見交わす表情でした。ぐっと来たのはこのシーンだけ。

でも実際に結婚式に対して思う本音がたくさん出てきました。シャーロックの毒台詞にはいちいち共感できました。(笑)そしてラストの去っていくシャーロック。「これからどうなるの!?」というのが気になって気になって。こんなにみんなが「なかよしさん」になってしまったら、話作れないじゃないの。ただの「続きもの」ドラマと変わらなくなっちゃうじゃないの。どうするの。まさか。でももしかして。

この番組との蜜月ももう終わりなのか?この楽しみを私は失うのか…?という、ある意味これまでで最大のクリフハンガー(笑)でした。

第三話 "His Last Vow"

「カタルシス(Catharsis)」そして「クリフハンガー(Cliffhanger)」こういうのが見たかったんだよ、という「フィクションとしてのリアリティーのレベル」が、やっと戻ってきました。アバンタイトルで「ああ、やっと始まるのか」というカタルシスが早くも。ここまでは全部前座と思えるくらい。サプライズも事件も無いに等しかったですから。(笑)
やっとメアリーの「嘘つき」が活きました。こういう設定は予想どおりでした。でも、「最終的なもって行き方」は予想を超えるものでした。ぶっちゃけ彼女を殺して「元通り」にするための設定だろうと思ってたんです。陳腐な映画ならそうなります。そしてそうなっていたら、やっぱり少し失望したでしょう。

メアリーを受け入れるジョン。そしてすべてが、互いを思いやるがゆえの行動というのがすばらしい。ジョンというキャラクターも、シャーロックというキャラクターも大きくなりました。シャーロックに関しては、よりシャーロックらしい冷淡さがでました。「大人の」シャーロックになりました。そしてへんな言い方ですが、これでメアリーをうまく排除できる条件も揃ってしまった。「原作のように」や「陳腐な映画のように」ではなく、うまく彼女を退場させるストーリーも作れるでしょう。でも今回のように、それを超える展開もあるかもしれません。

うまいのは、途中であっさりモリーの婚約破棄を入れたこと。モリーがシャーロックをひっぱたくのも。前話までの「イマイチ感」がスプリングボードになってます。(それにしても、あそこまでうんざりさせてくれなくともよかったのに!(笑))彼女の「元通り」を見せているから、同様に「陳腐な映画のように」メアリーを殺して、「元通り」にする可能性を予想させます。それを超えてるところに感動がありました。うますぎるモファ様。こうして手玉に取ってもらえる視聴者は、なんて幸せなんだろう!(笑)

キャラクターが成長する、という意味を理解しました。その過程をドラマチックに描きながら、事件も解決する。前の二つの話にはなかったサプライズの連続です。シリーズを続けるというと予想されるような、「同じシチュエーションを飽きられないように繰り返す」のではなく、ほんとにキャラクターが成長して「変わって」いく。特典映像はまだ全部は見ていないのですが(今回はここにも英語字幕がついてます!ありがたい!)、マーク・ゲイティス氏の「これは探偵を描くシリーズ(series about a detective)だけど、探偵もののシリーズ(Detective series)じゃない」という言葉が言い尽くしてます。原作とは別の次元にいきました。

この人たちなら、(特典で語ってるように)ほんとにあの二人が年をとって、原作のホームズとワトスンの年代になるまで、私たちを驚かせながらうまく描いてくれるかもしれない。それをリアルタイムで楽しんでいく人生を、我々は送れるかもしれない。大げさでなく、そういうヨロコビに包まれました。
しかし警部は親戚のおじさんみたいになってしまいましたね…(笑)かっこいい姿もたくさん見られたけど、次のシーズンでは違う形の見せ場もちらっと見てみたいです!

とりあえず、おおざっぱな感想でした。

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