2015年3月30日月曜日

推敲作業中、と、エンジンがかかる本/ガードナー『裏切りのノストラダムス』

推敲作業中

二つの小説の推敲作業中です。ひとつは美老人アンソロ同人誌様への寄稿用短編、ひとつは投稿用長編。長編は昔コピー誌にした『交霊航路』の改訂版で、同人誌はごく少数の方にご購入いただき、SF系の幾人かの読者様(男女とも)に好意的なご感想をいただいたものです。kindle化しようとちまちま手をいれてタイトルも変えたんですが、出す前に一度商業さんに送ってみようと思い、今仕上げています。(今年の抱負ですから。小説の商業投稿)同人誌版からかなり手を入れたんですけど、いちおう同人誌発表済み作品OKのところに。かすらなかったら選考期限が過ぎる秋頃、kindleで発行するつもりです。紙にする予算が作れたら、また密林社さんにお願いしようかとも思います。

最初からわりと自然にひっかからない想定になってる(^^;)のは、送り先がダメもとでラノベの電撃さんだからです。うちのは美女は出るけど少女が出ないので、たぶんラノベではないと思うのですが(というか、深読みするとかすかなJUNE感覚もあるくらいです。やはり)、同人誌発表済みのSF系長編もOK、と明記されてるところがほかに見あたらないので、迷う余地はありませんでした。この手の賞を分析・比較している記事をいくつか読ませていただいたんですが、こちらはストライク以外もわりと幅広く網を張ってらっしゃるらしいので、万に一つ波長の合う下読みさんの手に落ちて、ほかに回していただける可能性を願って送ってみます。奇跡のような出会いがあったら嬉しいのですが。

とはいえ、量子エンジンに心霊主義者としてのコナン・ドイルにシェイクスピアに…とごった煮の作品なので、まあ確実に素通りだと思います。でも一度送っておけば、しかもほかに送れる枠がないということであれば、未練なくその後の自家出版が進められますので。…じつは最初は、ハヤカワさんのSF長編募集枠に送るつもりだったんです。こちらは昔SFマガジンのショートショート投稿で名前を載せていただいたことがあったので、自分の傾向としてはあちらのほうが近いのかな???とも思うのですが、比較データがないのでなんとも…(基本漫画ベースだったので、小説って投稿したことがほとんどない(^^;))。でも募集要項の「未発表」に改稿同人作品が入るかどうか確認できなかったので…ほとんど売れていないコピー誌なので感覚としては大丈夫な気がするんですが…今ひとつすっきりしないのであきらめました。(これでちょっと締め切りが延びた☆)

とにかく、「改稿したかった過去の作品」の大きなものはこれで終わるので、ちょっと肩の荷がおります。あとはどんどん新しいものを進めたいです。うまく入り込めない部分ができてペンディング中だったホームズ小説も、いろいろ回り道をしているうちに糸口が見つかったので……一時棚上げとか回り道とかって、やっぱり無駄じゃない……と、思います!(笑)

エンジンがかかる本

で、合間のリフレッシュに読んでる本のひとつがジョン・ガードナーの『裏切りのノストラダムス』っていう小説なんですが。数ページずつのぶつ切り読みながら描写のバランスが好みで、いい本にめぐり合ったなあ、と感激してます。(これ読むとエンジンがかかるんです。「入り込む」モードになれるというか。だから数ページで読むのはやめて作業に入ってしまう。ゆえにぶつ切り読みになっちゃうんです(笑))じつは図書館のリサイクルコーナー(いらない本を利用者が勝手においてって、ほしい人が持って帰れるコーナー)でもらった本なんです。以前もいろいろアタリの本をここでゲットしてます。ありがたい!なぜか、古書店でも手に取ったことないようなのと出会うんですよね。

『…ノストラダムス』は二次大戦時のスパイもので、ノストラダムスの「予言」解釈をプロパガンダに利用しようとするナチスに、偽の四行詩をあてがうイギリスの隠密作戦に従事した人の回想…今読んでるところはそうなんですが、どういう着地になるのかはまだ予想がつきません。冒頭は違うところから始まったので。

でも発表されたのが1979年ですから、ノストラダムスもまだモチーフとして賞味期限が切れてなくて(笑)そこそこクールだった時代じゃないかと思います。まあもちろん、それに頼らない書き方ではあります。こういうモチーフをスパイものみたいな世界にもってくると、世界のルールが違うのでちょっと水と油ですもんね。(ホームズものとオカルトネタの相性がイマイチなのと似たような…戦争ものとオカルトものも合わない気がする…あ、先日は似たようなことやっちゃいましたけど、まあ狙いが違うので(^^;))

ガードナーは007シリーズのフランチャイズも書いてた方で、アマゾンで見てみるともう古書しか手に入らないんですが、珍しく「これを読み終わったらほかのもトライしてみたい」とか感じています。厚いしこんな読み方なので、いつ終わるかわからないけれど。物語として読み終わりたいというより、エンジンかけとしていつも手元にこういうのがほしい、という感じで。ノンフィクションだとがっつり読んでしまうほうなので、自分のエンジンかけは小説のほうがいい気がします。…まあこれもマイブームのひとつにすぎないのだと思いますが…。(あきっぽいので(笑))


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