新刊はこちらでお知らせしていたとおりピーター・カッシング&クリストファー・リー本で、寄稿させていただいたホラー御三家アンソロジー2冊も委託を置かせていただいたので、既刊の『脳人形の館』を加えるとカッシング関連本が4冊あるという、自分としてはヒジョーに感慨深い机上ディスプレイとなりました。(自己満足の極地ですが記念に写真撮っておけばよかった…!)
やはりリー御大が旅立たれたばかりということで、スペースではかっこよかった出演作の話なども出てむんむん萌え返しました! でも、特にアンソロの主催さんや参加作家さん方は「話題にすることがまだ辛い」という感じでしたね……。自分はショックを受けて固まったあとは個人回顧上映に浸りまして、むしろ萌えが再燃して元気をいただいた状態だったので、ちょっと申し訳ない感じもしました。(^^;) 俳優さんへの心理的な距離の違いだと思います。もし私が不用意に名前を出したことで、悲しさが蒸し返してしまった方がおられたらほんとにすみませんでした!
(思い返すと、俳優さんが亡くなって一番ショックを受けた経験は初代尾上辰之助さんのときかな、と思うんですが……まだ40歳で若すぎましたし、自分もナイーブな年齢でしたし。でもそのときも「頭が真っ白になって現実感がない」というほうが大きくて、涙腺はじわっとはきましたが、崩壊までには至らなかったんですよね…そういうタイプなのかも。(^^;)当時の職場がアニメプロダクションでFMを流しっぱなしだったため、そこでニュースを聞いて平静を装わざるをえなかった、というのもあります。歌舞伎の話なんかできる環境ではなかったので、態度に出せなくて苦しかったのは覚えています…)
…話がずれてしまいました! 新刊のほかに、ジョナサン・アリスさんにイメージをいただいたムーパラ初売りのまろやかオリジュネ小説『ネガティヴ・ケイパビリティ~絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行~』と、無料配布でアリスさん萌えペーパーを持っていきました。ペーパーはアンダーソン話と7/23放映開始の『The Game』ご紹介で、こんな表紙でした。(シーズン3を見返したらもう、「指しゃぶり」の破壊力がハンパでなくて…(笑))
自主的にお取りくださる方は少なかったのですが(^^;)、ご購入者様に強制的に押し付けてしまいました…今思うとジャンル違いの方にも…す、すみません! そのうえよく考えると大半がまだ放映もされていないドラマの萌え紹介というのは暴挙でした。(あ、ネタバレはナシですもちろん!)ほんとにすみません。でもまだ余っているので、なくなるまで通販時に同封してしまおうかと……どうかご了承くださいませ。(^^;)
「ルックスあて書き」オリジュネ小説のほうは、お手にとって下さった方はJ庭より少なかったのですが、pixivやサークルホームページのサンプルからご興味を持ってくださったり、サンプルの「ふわっとした」雰囲気が好みで興味を持った、と言ってくださった方がおられて、まさにそういう方向にしたかったので大変嬉しかったです。やる気も頂いて、感謝でいっぱいです。
恐縮なことに早々にご感想をいただきまして、とても励みになっております。(お名前を出すのは僭越かもしれないので控えますが、本当に、本当にありがとうございました!)旧版をご購入くださった方への新版進呈も少しさせていただけて、(お渡しするべきは)残り2冊まできました。最初新版進呈の札を見本誌に付け忘れていて、お手数をおかけした方には本当に申し訳ありませんでした。その場でのご説明も充分でなかったと思います。もしここをご覧下さっていたら、後半部に20ページくらいの追加のほか、全体にわたってちまちまと推敲しておりますので、目を通していただけたら嬉しいです)
お気づきの点がありましたらご教示下さい、と書くのは、なにか無責任に見えてしまうだろうか、という思いがよぎってあとがき等では書かなかったのですが、本音ではそういうご指摘は心底ありがたく嬉しいです。ただいま6月末頃リリースを目指してkindle化の作業もしておりますので、いただいたご指摘は推敲時に謹んで参考にさせていただこうと思います。
(創作プロセスの繊細な部分では、わりと周りをシャットアウトしないとできないタイプなのですが、形がそこそこ取れたあとも仕上げまで一人でやっておりますので(^^;)、「別の目」で見ていただく機会はのどから手が出るほど貴重です。USのKDP個人出版者向け記事では、なんと「編集者を“雇え”」などという、日本ではあまりなさそうな発想の「アドバイス」があったりするのですが、そんなお金もありませんので(^^;)、寝かせては読み直すの繰り返しでじりじりクオリティを上げるしかないのが現状です☆)
イアンさんは脳内でモデルのアリスさんを離れて独り立ちし、かなり気に入ってしまったので、夏コミがとれなかったのを利用して(?)、秋のJ庭あたりにこの人の別の話を出せたらいいなあ……と思っております。今回心残りだったところをもっと改善できたらと。ほかにもやりたいことはあるので時間が足りればですが(^^;)
長くなってしまいました。既刊では、今回で『恐怖!脳人形の館』と英日名台詞本S3#3編がなくなりました。ありがとうございました。(コピー誌なので、通販は受注生産で継続いたします)
通販はまた週末頃から再開する予定です。ホラー御三家アンソロジーも、主催様に無理を申し上げて少し通販用に預からせていただきました。もしご興味が出た方がおられましたら、サイトの自家通販の要領でご連絡ください。(手持ちのがなくなっても、主催さんにお取次ぎできますので)ページ数や価格は同人誌コーナーに記載しております。どうぞよろしくお願いいたします。