2021/04/13

庭の楽しみ:牡丹とツツジを生けてみる

庭の牡丹に四つのつぼみが付き、二つ開きました。でも天気予報ではこれから雨(しかも強風)。じつは昨年も、咲いた翌日頃に大雨になり、すぐ台無しになってしまいました。時期的にこういうことが多いんですよね。それにしても1~2日で終了というのはあんまりだ★

…というわけで、どうせならと雨の前に切り取って生けることにしました。ついでに白いツツジのつぼみが出ているので、合わせて紅白に。切り花の牡丹を買うなんて自分にはまずないので、ちょっと贅沢気分です。

牡丹は花自体に迫力があって、まるで立体の日本画みたい。さすがは百花の王ですね。 

(でもなんとなく、「昭和の生け花」っぽく見えるのはなぜでしょうか……(笑))


牡丹とツツジ(のつぼみ)


ツツジが短い枝しか取れなかったので、盛花にしたのはそのためでもあります。花器は食器として売っていた安いお皿。一目惚れして最初から花用に買ったのですが、久しぶりに使いました。


ちょっとわかりにくいですが、
露打ち(水を指ではじきかけ、水滴をつける)をした
花のアップ。生き生きとして見えるから不思議です。


すでに開き切っていた花なので、ツツジが開くまで持たなそうです。(そのうえ今ググったら水が下がりやすいらしい)でもツツジは今の状態でちょうどいい気が……全部開いたらちょっとうるさいかもしれません。(笑)



横からも激写。光線の角度もあってか、
このほうが立体感がありますね。

剣山で花木を生けるの自体ものすごく久しぶり(ひょっとして正月以来?)で、ほんとに楽しくて癒されました。花はいいですね。


牡丹の四つのつぼみのうち二つが開いたところ。
昨日のうちに撮っておきました。


じつは昨年、丈が高くなりすぎていて、葉に病気も出ていたので、種ができてしまってからかなり切り詰めました。枯れずに咲いてくれたのは嬉しいですが、そのせいか少し花が小振りでした。

剪定時期が合ってなかったのも良くなかったかなあと……今年は残りの花も種ができる前に切ろうと思います。(生き物としてはカワイソーですけど、園芸としてはそうしなくてはならないんですよね☆)

残りのつぼみ二つも開いてきていますが、やはり今夜から明日にかけて大雨という予報……。年に一度の楽しみなので、なんとかきれいに開いた状態を見たいものです。