2023/07/10

ワトニー1号収穫☆:初ジャガイモと三つ子と『ビルぶら』

 4月に植えたジャガイモのうち、最初に植えてワトニー1号と命名したおじゃがを、この週末に収穫しました。(「ワトニー」はSF小説『火星の人』/映画版『オデッセイ』の主人公。火星に一人取り残され、ジャガイモを育てて生き延びます。その逞しさにあやかろうと名づけました(笑))

じつは「収穫は90日後くらい、2日以上晴れが続いたあとの午前がいい」と読みかじり、今週に入ってからやるつもりでした。ところが、土曜日の夕方に趣味の雑草取りをしていた母(一昨年脳梗塞を患いましたが、こんなことができるまでに回復しました(^^))が、「周りの草を抜いたらすごく大きいのが出てきた!」と盛り上がって知らせに来たので、なんとなく勢いをそぐのもかわいそうになって(笑)急遽1号だけ収穫することに。(ワトニー3号まで植えています)


ちらりと見えてる「すごく大きいの」


けっこうゴロゴロ出てきてわくわくしました♪ 一部土からはみ出て緑になっているものもあり、これは残念。ソラニンという毒ができていて、食べない方がいいそうです。でも初めてにしては大満足です!

初収穫♪


三つ子ちゃんでした

なかに4個くっついてるのがありました…。

 


洗ってみたら、どうやら親イモから直接つながってる子たちのようです。黒っぽいのがたぶん親イモだと思います。では四つ子じゃなくて三つ子か……。


こんな感じで「へその緒」が。



親イモってもっとしなびて小さくなっちゃうものかと思ってました。植えたときと変わらないですね。意外な発見でした。


親イモを除くと実質10個ですかね。あとビー玉みたいなのが2つ。(かわいい♪(笑))


ジャガイモのみそ汁が母の好物なので、初収穫からみそ汁を作り、おいしくいただきました♪

 
初収穫のおじゃがのみそ汁。


『ビルぶら』から出た食欲

写真のみそ汁の後ろに写り込んでるのはブリ大根です。録画した『ビルぶら』で市場を見てたら魚が食べたくなって、冷凍庫にあった業務スーパーの「骨取りブリ」を解凍したのでした……(笑)

レトロな建物大好きなので、最近この番組楽しみにしてます。以前あった『百年名家』も大好きでした。専門知識は馬耳東風で雰囲気を楽しむほうなので、『ビルぶら』のほうが自分の楽しみ方にちょっと近いのかもしれません。(昭和レトロ梶原善さんもなにげに好きですし……あ、八嶋さんも好きです♪)けっこう見逃してるのでもっとマメに見とけばよかったなぁ……と思ったらバックナンバーが配信されてるのを発見したので、リンクを貼らせていただきます。よかったらどうぞ♪


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ワトニー1号は、八百屋さんで「食べられるB級品」として一袋50円(追記:確認したら記憶違い。100円でした)で売られていたちっちゃいイモのなかから、緑になりすぎたのをそのまま植えたものです。植える前にさらに光に当てて芽出しをしましたが、頼りない芽しか出なくて「こりゃーダメかな」と思ってました。こんなに立派なのができるなんてちょっと感動。植物の神秘を感じてます。


残りのワトニー2号、3号は、同様に食用で買ったものですが、イモの種類が違い、大きかったので分割して切り口に線香の灰(笑)をつけて植えました。1号より1~2週遅れて植えたので、もう少ししたら掘ります。こちらもどうなっているか楽しみ♪


収穫後のジャガイモエリア。
「空地」の左側にワトニー2号、3号がいます。

写真のぽっかり空いた所が元ワトニー1号の住まい。周りは昨年のこぼれ種のシソだらけです。シソ三昧を楽しんでましたが、そろそろバッタのレストランになってきました。(カマキリちゃんに本気出してほしい)


…しかし、「芽が出ちゃったおイモ」を植えて土寄せをして、一回肥料(100均の化成肥料)をやっただけでちゃんとできるなんて……魔法を見るようです。手がかからないわりに食べ応えがあるせいか、過去に植えたほかの野菜より「食費を助けてる自己満足感」も大きいです(当社比)。専用の種イモを買ったわけではないので、失敗を恐れず気軽にできるのもいい。連作を避けるために何か植えて、ぜひまたやりたいです!


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◆植えた時の様子など。

「わだばワトニーになる」/荒れ地にイモを。


◆「ワトニー」について。(前半は好きな俳優さんの話なので鼻息荒くてスミマセン)

「幸いぼくは植物学者」+アリスさん確認(感涙)/『オデッセイ』感想